【市況】日経平均寄与度ランキング（前引け）～ 日経平均は大幅反落、ファーストリテとソフトバンクGで約61円押し下げ

15日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり18銘柄、値下がり204銘柄、変わらず3銘柄となった。

日経平均は大幅反落。250.21円安の20404.92円（出来高概算6億690万株）で前場の取引を終えた。前日の米国株式市場では、中国の7月鉱工業生産が10年ぶりの低水準となったほか、ドイツの4-6月期GDP速報値がマイナス成長となり、売りが先行した。また、米国債イールドカーブ（長短金利差）が逆転したことで世界経済減速への警戒感が高まったことにより、NYダウは800ドル安と今年最大の下げを記録。これにより、シカゴ日経225先物清算値は大阪比460円安の20120円となり、本日の日経平均は300円を超える下落で寄り付いた。値がさ株中心に売り込まれ、寄り付き直後の日経平均は一時400円を超える下げとなる場面もあった。その後は、為替市場における円高進行が一服したことや日経平均やそのほかアジア株式市場の下げ幅が前日の米国株の下落幅に対して限定的であったことなどから、短期筋による指数先物への買い戻しが入ったようだ。これにより、日経平均は前引けにかけてやや下げ幅を縮小する展開となった。

値下がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984>となり、2銘柄で指数を約61円分押し下げたほか、リクルートHD<6098>、ユニファミマ<8028>、京セラ<6971>、TDK<6762>、ファナック<6954>などがそれに続いた。なお、値上がり寄与上位銘柄には、トレンド<4704>、NTTデータ<9613>、セコム<9735>、ヤマハ<7951>などが並んだ。

*11:30現在


日経平均株価　　20404.92(-250.21)

値上がり銘柄数　 18(寄与度+9.66)
値下がり銘柄数　204(寄与度-259.87)
変わらず銘柄数　　3

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4704> トレンド 5050 125 +4.55
<9613> NTTデータ 1353 6 +1.09
<9735> セコム 8738 21 +0.76
<7951> ヤマハ 4880 20 +0.73
<1925> 大和ハウス 3060 16 +0.58
<7752> リコー 931 12 +0.44
<5232> 住阪セメ 4470 85 +0.31
<7731> ニコン 1338 8 +0.29
<2503> キリンHD 2127 5.5 +0.20
<9009> 京成 4055 10 +0.18
<6702> 富士通 8449 50 +0.18
<9531> 東ガス 2671.5 13 +0.09
<7013> IHI 2023 20 +0.07
<4578> 大塚HD 4251 2 +0.07
<9001> 東武 3205 5 +0.04
<6302> 住友重 3055 5 +0.04
<3407> 旭化成 941.9 0.9 +0.03
<9681> ドーム 1047 1 +0.02

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 62650 -1030 -37.46
<9984> ソフトバンクG 4856 -108 -23.57
<6098> リクルートHD 3501 -98 -10.69
<8028> ユニファミマ 2194 -57 -8.29
<6971> 京セラ 6340 -111 -8.07
<6762> TDK 8310 -160 -5.82
<6954> ファナック 18030 -150 -5.46
<4507> 塩野義 5619 -144 -5.24
<4503> アステラス薬 1411.5 -27 -4.91
<4063> 信越化 10595 -135 -4.91
<6367> ダイキン 13235 -130 -4.73
<4543> テルモ 3354 -32 -4.66
<4452> 花王 7619 -126 -4.58
<6988> 日東電 4836 -121 -4.40
<4901> 富士フイルム 4565 -120 -4.36
<2801> キッコーマン 4850 -120 -4.36
<4523> エーザイ 5325 -113 -4.11
<6857> アドバンテ 4165 -55 -4.00
<6645> オムロン 5010 -100 -3.64
<6902> デンソー 4258 -99 -3.60

《AK》

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