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【市況】米国株見通し:米中対立懸念やイタリア政局不安が圧迫へ

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物  2906.50(-13.25) (18:15現在)
ナスダック100先物  7624.25(-36.00) (18:15現在)


 18時15分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は軟調推移。NYダウ先物は120ドル安ほどで推移している。欧州株式市場は高安まちまち。時間外取引のNY原油先物は前日比0.80ドルほどの下落で推移。こうした流れを受け、12日の米株式市場は売り優勢で始まりそうだ。


 トランプ米大統領が前週末、9月の中国との貿易協議が中止となる可能性に言及しており、米中対立の激化・長期化への懸念は続く。また、イタリア紙の「サルビーニ副首相、不信任採決先送りなら閣僚引き上げも」との報道がみられ、イタリア政局の先行き不安も浮上している。NY原油先物は、需要後退思惑や割高感による売り優勢の展開が見込まれる。本日発表となる米国の経済指標は、7月財政収支のみで株式市場の材料になりにくい。

《KK》

 提供:フィスコ

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