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【市況】トレードマスターラボの日経先物大作戦 (8月9日)

株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己

「連休前、円高傾向、軟調な展開か!?」

 本日の 日経平均株価は、連休を控え手仕舞い売りなどで軟調な展開となる公算です。

 日経先物は、昨晩のナイトセッションでは強い展開となりましたが、為替などの外部要因が警戒され上値は重たくなりそうです。

 なお、ドル/円は105円80銭近辺で推移しています。

 本日の日経先物は、2万0600円台で寄り付くことが想定され、上値は2万0750円を持続的に回復維持できれば2万0800円を示現、下値は2万0650円を持続的に割り込むと2万0600円を示現する可能性があります。

【本日の作戦】

 方向性は、「もみ合いレンジ」を想定しております。

 上値は重たいか。一方、少し下押しが入る場面では、買い支えもあると見ています。場合によっては、2万0750円-2万0800円付近までの反発も想定。

 よって、上げれば「戻り売り」から、下げれば「押し目買い」からのスキャルピングが良さそうに思います。

15分足、60分足→押し目買い
4時間足、日足→戻り売り

 引き続き、為替、中国株には注意したい。

 日経平均株価が2万0590円以上のレートで引けるかどうかに注目しております。

 ※Twitter「ひとり言トレード」でつぶやく時もあり。

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【注目レート】

第一上値抵抗 2万0870円(2万0670円)、第二上値抵抗 2万0970円(2万0780円)、第三上値抵抗 2万1150円(2万0900円)
第一下値サポート 2万0580円(2万0440円)、第二下値サポート 2万0400円(2万0320円)、第三下値抵抗 2万0300円(2万0210円)

( )は前日の日中ザラバでの算出方法、ご参考までに。

 一般的には、下値サポートの第一、第二が「買いポイント」、上値抵抗の第一、第二が「売りポイント」になります。上値、下値ともに第三抵抗をブレイクポイントとし、このポイントをブレイクしたということはトレンドが発生したとみなし、ドテンのサインと見ることが多いものです。

 このレートだけ活用するというよりは、あくまで値動きなどの目安としています。

 また、方向性を加味した上で、注目レート付近でポジションを取ってみる。次の注目レート、もしくはその次の注目レート(ゾーン含め)を逆に抜けるとロスカット目安、ポジションと同方向にレートが動いた場合は、次の注目レート(ゾーン含め)で手仕舞いを狙ってみる、などの見方、使い方ができるかと思います。

 資金管理にはくれぐれもご注意を。ご自身の証拠金に対してロスカットを入れていくよういにしましょう!

 さあ、今日も頑張って参りましょう~!

●日経先物について

 先物といえば、大豆、とうもろこし、ガス、金?? 先物って怖い!?という勘違いの声もよく耳にします。

 日経平均株価の派生商品となるのが、日経225先物です。つまり、日経平均株価に連動して動きます。

●日経225先物のメリット

・日本経済の動きがわかる。
・投資対象が「日経平均株価」ただ1つ。銘柄を選ばなくてよい。
・日経平均株価が上がる、下がるを予想するだけ。
・下がると思えば売建ができる(その場合、下がれば利益となります)。
・取引回数に制限がな
いため、一日に何度も取引ができる。
・手数料が安い。
・倒産などのリスクがない。
・ほぼ24時間、取引ができる。
・インサイダーなどもなく、極めてフェアな市場(日経平均指数だから)。
・資金効率が高い、レバレッジが効く(少ない証拠金で多くの利益を狙える)。現在であればミニ1枚の取引で約6万6000円ほどの証拠金(SPAN証拠金は変動します)。
・証拠金(ミニ1枚)で日計り1万円のプラス収支も十分見込めます。

●日経225先物のデメリット

・レバレッジ効果によるリスク。
・SQ毎に必ず決済しなければならない。
・株主優待、配当などはない。

 効率よくお金を稼ぐのに株、FXでは10万円の資金で一日1万円の利益はなかなか難しいです。その点、日経先物の魅力は上記に挙げている通りです。

※取引をするには「先物・オプション」口座の開設が別途必要になります。

株、FXをご経験者の皆様も一度触ってみてはいかがでしょうか。

【本日の経済スケジュール 】

8月9日(金)

【国内】
★オプションSQ
★4-6月期GDP(8:50)
□7月マネーストックM2(8:50)

【国内企業】
☆ステムリム <4599> :東証M上場

【海外】
□シンガポール、南アフリカ市場休場

★中国7月消費者物価指数(10:30)
★中国7月生産者物価指数(10:30)
□ドイツ6月貿易収支(15:00)
□ドイツ6月経常収支(15:00)
□米国7月卸売物価指数(21:30)

【海外決算】
[中]サンズ・チャイナ、SMIC/[韓]大韓航空

◆株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己
2017年4月トレードマスターラボ株式会社を設立(18年7月に株式会社TMLに社名変更)。株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド運営の「トレードマスター225」では「トレードマスターM」の名前でメインMCとして登場している。

 ⇒⇒ 「トレードマスター225」 https://trade-master.jp/LP/?utm_source=kabutan&utm_medium=column&utm_campaign=tm225
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