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【市況】東京株式(寄り付き)=やや買い先行、下げ過ぎの反動で自律反発

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 8日の東京株式市場は売り買い交錯もやや買い優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比12円高の2万529円と小反発。

 前日までの4営業日で日経平均は1000円を超える下げをみせており、目先は自律反発しやすい環境にある。ただ、上値を重くする材料も多い。米中協議の先行きに対する警戒感がくすぶるなか、世界景気減速に対する懸念が株式市場の重荷となっているほか、米長期金利の大幅低下や原油先物価格の急落なども買いを慎重にさせる背景となっている。前日の米国株市場ではNYダウが小幅安で引けたが、朝方は600ドル近い下げをみせる場面もあり、波乱含みの地合いが続いており、東京市場も神経質な展開が続く可能性がある。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、10業種が高く、値上がり上位に金属製品、情報通信、ゴム製品など。値下がりで目立つのは鉱業、石油、その他金融など。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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