【材料】住友倉が後場急伸、上期営業利益予想の上方修正と自社株買い発表を好感
住友倉 <日足> 「株探」多機能チャートより
第1四半期決算で、物流事業が陸上運送業などの取り扱い拡大で計画を上回ったことに加えて、海運事業で今後、海上運賃の改定が反映される見通しであることが要因。また、運航経費削減の効果が見込まれることも寄与する。なお、20年3月期通期業績予想は、売上高1920億円(前期比3.1%増)、営業利益108億5000万円(同23.4%増)、純利益88億円(同27.3%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高471億3500万円(前年同期比6.9%増)、営業利益26億3100万円(同38.2%増)、純利益24億9000万円(同12.0%増)だった。
更に、200万株(発行済み株数の2.34%)、または40億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されているようだ。取得期間は8月8日から来年2月28日までで、取得した全株を20年3月31日付で消却するとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)