【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … 新日本製薬、ワークマン、ホロン　(8月6日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の8月5日から6日の決算発表を経て7日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　太陽工機 <6164>
　19年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比28.4％増の10.3億円に伸び、通期計画の19.1億円に対する進捗率は54.0％に達し、3年平均の49.8％も上回った。

★No.3　ブランジスタ <6176>
　19年9月期の連結経常損益を従来予想の3億5000万円の黒字→4億5000万円の黒字(前期は2億3400万円の赤字)に28.6％上方修正した。

★No.4　三協フロンテ <9639>
　20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比14.9％増の13.9億円に伸び、4-9月期(上期)計画の31億円に対する進捗率は5年平均の40.6％を上回る44.9％に達した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6164> 太陽工機 　　　ＪＱ　　 +5.78 　　8/ 6　　上期　　　 28.36
<4931> 新日本製薬 　　東Ｍ　　 +5.34 　　8/ 6　　　3Q　　　　　－
<6176> ブランジスタ 　東Ｍ　　 +5.27 　　8/ 6　　　3Q　　　　黒転
<9639> 三協フロンテ 　ＪＱ　　 +2.87 　　8/ 6　　　1Q　　　 14.85
<5966> ＫＴＣ 　　　　東２　　 +2.86 　　8/ 6　　　1Q　　　 52.33

<7228> デイトナ 　　　ＪＱ　　 +2.80 　　8/ 6　　上期　　　 37.50
<7564> ワークマン 　　ＪＱ　　 +2.48 　　8/ 6　　　1Q　　　 52.51
<9441> ベルパーク 　　ＪＱ　　 +2.44 　　8/ 6　　上期　　　 24.48
<7748> ホロン 　　　　ＪＱ　　 +2.00 　　8/ 6　　　1Q　　　 -5.69
<7521> ムサシ 　　　　ＪＱ　　 +1.88 　　8/ 6　　　1Q　　 1719.23

<6403> 水道機 　　　　ＪＱ　　 +1.86 　　8/ 6　　　1Q　　　　赤拡
<8045> 浜丸魚 　　　　ＪＱ　　 +1.22 　　8/ 6　　　1Q　　　　8.80
<2903> シノブフズ 　　東２　　 +0.73 　　8/ 6　　　1Q　　　　7.48
<9857> 英和 　　　　　東２　　 +0.53 　　8/ 6　　　1Q　　　　4.62
<9955> ヨンキュウ 　　ＪＱ　　 +0.27 　　8/ 6　　　1Q　　　-15.37

<1828> 田辺工業 　　　東２　　 +0.13 　　8/ 6　　　1Q　　　 17.21
<1965> テクノ菱和 　　東２　　 +0.13 　　8/ 6　　　1Q　　　296.00

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした7日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース