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【市況】米国株見通し:債務上限問題合意やファーウェイ規制緩和前進など好感

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物  2995.50(+ 6.50) (18:15現在)
ナスダック100先物  7946.50(+21.75) (18:15現在)


 18時15分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小高く推移。NYダウ先物は60ドル高程度で推移している。欧州株式市場は全面高。時間外取引のNY原油先物は前日比ほぼ横ばいで推移。こうした流れを受け、23日の米株式市場は買い先行で始まりそうだ。


 トランプ米大統領が前日、今後2年間の連邦政府の歳出と債務の大枠について与野党で合意したと発表。また、ファーウェイ向け販売許可の適宜決定に同意とも伝えられ、販売規制の緩和に向け前進したことなどが引き続き好感されよう。NY原油先物は、米政府在庫統計で減少が予想され、思惑的な買いで底堅い展開が見込まれる。


 本日発表となる米国の経済指標は、5月FHFA住宅価格指数、6月中古住宅販売件数、7月リッチモンド連銀製造業指数。住宅関連は前月並み、リッチモンド指数は前月を上回ると予想されており、株式市場にはややポジティブな材料になる可能性がある。決算発表は、ハーレー・ダビッドソン、コカコーラ、チポトレ・メキシカン・グリルなどが予定されている。

《KK》

 提供:フィスコ

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