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【通貨】明日の為替相場見通し=米小売売上高など注目

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米小売売上高や米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言が注目されそうだ。予想レンジは1ドル=107円70~108円60銭。

 今晩は米6月小売売上高の発表が予定されている。米個人消費を探るうえで重要な指標であり、今後の金融政策にも影響を与えそうだ。市場では前月比0.1%増が予想されているが、弱めの数字が出た場合、今月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ幅の0.5%への期待が強まりそうだ。米6月鉱工業生産も発表となる。また、今晩はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長やエバンス・シカゴ連銀総裁などFRB高官の発言が予定されている。先日の議会証言から間もないだけにパウエル議長の発言が市場へ与える影響は限定的となる可能性もある。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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