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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ユニゾHD、吉野家HD、北の達人

ユニゾHD <日足> 「株探」多機能チャートより
■ユニゾホールディングス <3258>  2,390円  +400 円 (+20.1%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率トップ
 ユニゾホールディングス<3258>がストップ高。午後1時30分ごろの日本経済新聞電子版で、「エイチ・アイ・エス(HIS)が、旧日本興業銀行系の不動産会社で東証1部上場のユニゾホールディングス(HD)の株式を買い増す方向で検討していることが10日、わかった。TOB(株式公開買い付け)を実施し、現在4.5%の保有比率の大幅な引き上げを目指す」と報じられており、TOBに対する思惑的な買いが入ったようだ。ユニゾHDは、オフィスビル賃貸を主力とするほか、都心や大都市、地方中核都市中心部において、「ホテルユニゾ」「ユニゾイン」「ユニゾインエクスプレス」の3つのブランドでビジネスホテルを展開している。一方、エイチ・アイ・エス<9603>は、ホテル事業で自社運営とM&Aを中心に中長期的に100軒を目指すとしていることから、ホテルに加えて人材の獲得などを図るために、株式の買い増しが図られるようだ。

■ハニーズHD <2792>  1,336円  +138 円 (+11.5%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 ハニーズホールディングス <2792> が3日ぶりに反発。9日大引け後に発表した19年5月期の連結経常利益は前の期比63.6%増の46.6億円に拡大して着地。続く20年5月期も前期比9.4%増の51億円に伸びる見通しとなったことが買い材料視された。今期は自社サイトの利便性向上やマーケティング強化でEC事業の売上高が50%伸びる。販管費が減少することも大幅増益の要因となる。なお、新規出店は25店舗、退店20店舗、改装50店舗を計画する。併せて、今期の年間配当は前期比10円増の40円に増配する方針としたことも評価材料となった。

■吉野家ホールディングス <9861>  2,049円  +166 円 (+8.8%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 吉野家ホールディングス<9861>は急伸。9日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高527億9900万円(前年同期比6.0%増)、営業利益10億4400万円(前年同期1億7800万円の赤字)、最終利益10億9700万円(同3億8800万円の赤字)となり、大幅に黒字転換したことが好感された。主力の吉野家の既存店売上高が前年同期比6.1%増と好調に推移したほか、各セグメントの既存店売上高が堅調に推移したことが寄与した。また、積極的に出店を進めている、はなまる、京樽及び海外セグメントの売り上げも伸長し、アルバイトやパート時給の上昇による人件費の増加などを吸収した。なお、20年2月期通期業績予想は、売上高2080億円(前期比2.8%増)、営業利益10億円(同9.6倍)、最終利益1億円(同60億円の赤字)の従来見通しを据え置いている。

■パルHD <2726>  3,510円  +255 円 (+7.8%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 パルグループホールディングス <2726> が急伸。9日大引け後、20年2月期の連結最終利益を従来予想の55.3億円→70.5億円に27.5%上方修正。増益率が16.2%増→48.1%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。連結子会社間の吸収合併に絡み、税金費用が15.2億円減少することが最終利益を押し上げる。同時に発表した3-5月期(第1四半期)の同利益は前年同期比54.3%増の23.9億円に拡大して着地。機動的な商品投入で衣料品の販売が伸びたほか、生産と在庫管理の適正化を進めたことも大幅増益に貢献した。

■リソー教育 <4714>  500円  +29 円 (+6.2%)  本日終値
 9日に決算を発表。「3-5月期(1Q)経常は赤字縮小で着地」が好感された。
 リソー教育 <4714> が7月9日大引け後(15:35)に決算を発表。20年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は2.3億円の赤字(前年同期は2.8億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
  ⇒⇒リソー教育の詳しい業績推移表を見る

■ライフコーポレーション <8194>  2,350円  +136 円 (+6.1%)  本日終値
 ライフコーポレーション<8194>が高い。正午ごろに発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高1759億6000万円(前年同期比3.1%増)、営業利益33億1100万円(同23.5%増)、純利益21億9600万円(同31.6%増)と大幅増益となったことが好感された。3月に空堀店(大阪府)、玉出東店(大阪府)、4月に都市型小型店の新業態としてMiniel(ミニエル)西本町店(大阪府)の3店舗を出店(閉店1店舗)したほか、既存店舗の今里店、東有馬店、セントラルスクエア西宮原店の3店舗で改装を行ったことが寄与した。また、おいしさの追求などの商品施策の成果もあり、人件費や物件費などのコスト増加や償却費増を吸収した。なお、20年2月期通期業績予想は、売上高7200億円(前期比3.0%増)、営業利益124億円(同0.9%増)、純利益75億円(同1.3%増)の従来見通しを据え置いている。

■OSG <6136>  2,190円  +100 円 (+4.8%)  本日終値
 OSG<6136>が大幅高で4日ぶりに反発。9日の取引終了後に発表した第2四半期累計(18年12月~19年5月)連結決算が、売上高656億2000万円(前年同期比1.9%増)、営業利益116億3800万円(同3.7%増)、純利益79億7400万円(同14.2%増)と増収増益になったことが好感された。主要ユーザーの自動車関連業界向けをはじめとして需要は引き続き堅調で、Aブランドをはじめとする主力のタップや超硬ドリルで生産能力の逼迫が続く。中国の景気減速の影響やユーロ、人民元などの為替変動による換算影響があったものの、日本の主力工場の稼働率が向上し、特にタップの生産及び売り上げが大幅に増加したことが業績拡大に貢献した。なお、19年11月期通期業績予想は、売上高1370億円(前期比4.3%増)、営業利益240億円(同6.6%増)、純利益153億円(同4.0%増)の従来見通しを据え置いている。

■北の達人 <2930>  611円  +22 円 (+3.7%)  本日終値
 北の達人コーポレーション<2930>が続伸、5日移動平均線を足場に上値追いの動きを継続している。ネット通販を手掛け主力の「カイテキオリゴ」をはじめとする健康食品や化粧品などを自社企画し、製造をアウトソーシングするビジネスモデルで高成長路線を走る。刺すヒアルロン酸化粧品が大ヒット商品となっているが、同社は9日取引終了後、先行予約が2万個を突破した眉間専用のエイジングケア化粧品「ミケンディープパッチ」を同日から発売することを発表、これが株価を刺激している。

■日東紡績 <3110>  2,325円  +72 円 (+3.2%)  本日終値
 日東紡<3110>が6日ぶりに反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は9日、同社株のレーティングを新規「バイ」でカバレッジを開始した。目標株価は3000円とした。5G関連デバイス向けグラスファイバー製品の需要増大で新たな成長フェーズに入ると予想している。今後5Gの普及に伴い、半導体デバイスには高周波特性に優れたガラスクロスが求められる。同社は高機能のグラスファイバー製品をヤーンからクロスまで一貫製造する能力を持つ。5Gの本格普及で高性能半導体パッケージとプリント基板の需要が拡大するとともに、同社のグラスファイバー製品の需要増が見込める。また、メディカル事業も成長力が高まりつつある。20年3月期の連結営業利益は前期比2.4%減の80億円(会社予想85億円)を見込むが、21年3月期は90億円、22年3月期は110億円と業績は拡大基調に入ると予想している。

■日本オラクル <4716>  8,810円  +210 円 (+2.4%)  本日終値
 日本オラクル<4716>は3日ぶりに反発し新高値に買われた。SMBC日興証券は9日、同社株の投資評価「2」を継続するとともに、目標株価を8600円から8900円に引き上げた。同証券では、市場のクラウド化はオラクルデーターベースが使われにくく、ネガティブな市場変化だが、ようやく日本でもデータセンターを開設し、今後Iaas(仮想化技術を利用しITインフラをインターネット経由で提供するサービス)の伸び率は高まる可能性があることを指摘。データベースソフトの需要はIT投資を背景に強く、20年5月期の営業利益は652億円(前期比4.6%増)と最高益更新を見込んでいる。

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