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【テク】日経平均テクニカル:反落、上下にヒゲ形成し強弱感対立

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

25日の日経平均は反落した。ローソク足は陰線を引き、終値は5日線を下回った。昨日に下向きに転じた25日線が下降を続ける一方、5日線は上向きをキープ。ローソク足が上下それぞれにヒゲを出したこともあり、強弱感の対立が窺える。一目均衡表でも基準線と転換線がともに横ばいを続け、こちらも強弱感の対立を示唆している。ただ、株価は雲下にとどまり、遅行線は株価を下回って弱気シグナル発生を継続していることから、大勢では売り手優位が続いている模様だ。ボリンジャーバンドでは、終値で+1σを下回った。午後には+1σと中心線と中間より中心線側に振れる場面があり、20日の+2σ接近を直近ピークとする下降トレンドが続いている。RSI(14日ベース)は69.10%(前日72.59%)と小幅低下。26日以降も低下が続くようだと、5月24日の20%割れをボトムとするRSIの回復トレンド終了が色濃くなり、株価を圧迫しよう。
《FA》

 提供:フィスコ

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