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【通貨】外為サマリー:一時106円70銭台へ急激な円高進行、イラク情勢などリスク要因を警戒

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=107円03銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=121円95銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は午前9時時点では107円40銭前後で推移していたが、その後は急激なドル安・円高が進行。イラク情勢などリスク要因が警戒され、午後に入り107円台をあっさり割り込み、午後1時50分過ぎに106円77銭と1月3日以来、5カ月半ぶりとなる円高水準を記録した。米ブルームバーグ通信が「トランプ米大統領は、日米安保条約を廃棄する考えを側近に漏らしていた」と報じたこともリスク回避の円買い要因に働いた。今晩はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されており、その内容が関心を集めている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1393ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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