【通貨】外為サマリー:一時106円70銭台へ急激な円高進行、イラク情勢などリスク要因を警戒
米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
ドル円は午前9時時点では107円40銭前後で推移していたが、その後は急激なドル安・円高が進行。イラク情勢などリスク要因が警戒され、午後に入り107円台をあっさり割り込み、午後1時50分過ぎに106円77銭と1月3日以来、5カ月半ぶりとなる円高水準を記録した。米ブルームバーグ通信が「トランプ米大統領は、日米安保条約を廃棄する考えを側近に漏らしていた」と報じたこともリスク回避の円買い要因に働いた。今晩はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されており、その内容が関心を集めている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1393ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)