市場ニュース

戻る
 

【通貨】6月21日のNY為替概況

米ドル/円 <日足> 「株探」多機能チャートより

 21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円74銭まで上昇後、107円35銭まで反落して107円40銭で引けた。

イランによる米偵察ドローン撃墜を受けたイラン報復攻撃を米国政府がとどまったためリスク回避の円買いが後退。また、米国の5月中古住宅販売件数が予想を上回り米債利回りの上昇に伴いドル買いが再燃した。その後、米商務省が中国スーパーコンピューター製造企業5社を禁輸対象に加えハイテク圧力を強化したため、米中貿易摩擦への懸念が再燃し、上値が抑制された。

ユーロ・ドルは、1.1309ドルから1.1370ドルまで上昇し、1.1300ドルで引けた。

ユーロ・円は、121円59銭から122円13銭まで上昇。米国の利下げ期待を受けた株高に連れ、リスク選好の円売りが継続。

ポンド・ドルは、1.2653ドルから1.2740ドルまで上昇。

ドル・スイスは、0.9830フランから0.9765フランまで下落した。



【経済指標】・米・5月中古住宅販売件数:534万戸(予想:530万戸、4月:521万戸←519万戸)・米・6月製造業PMI速報値:50.1(予想:50.5、5月:50.5)・米・6月サービス業PMI速報値50.7(予想:51.0、5月:50.9)・米・6月総合PMI速報値:50.6(5月:50.9)
《KY》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均