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【市況】東京株式(前引け)=急反発、米株大幅高に追随し広範囲に買われる

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 19日前引けの日経平均株価は前営業日比348円46銭高の2万1321円17銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は6億1337万株、売買代金概算は1兆76億3000万円。値上がり銘柄数は1888、対して値下がり銘柄数は191、変わらずは65銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は前日の米国株が急騰した流れを引き継いで広範囲に買いが流入、日経平均は300円を超える上昇となった。トランプ米大統領が18日朝のツイッターへの投稿で、G20サミットに合わせ中国の習近平国家主席と首脳会談を行う意向を示したことが、リスク選好ムードを作り出している。ECBドラギ総裁による追加金融緩和に前向きな発言も世界景気減速への懸念を和らげるものとして好感された。東証1部全体の88%の銘柄が上昇、前場の売買代金も1兆円を上回った。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が大幅高、キーエンス<6861>も大きく買われた。トヨタ自動車<7203>が買い優勢、ソニー<6758>、村田製作所<6981>なども堅調。東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>なども上昇した。三桜工業<6584>、クボテック<7709>はストップ高となった。半面、スシローグローバルホールディングス<3563>が急落、シスメックス<6869>も安い。ディー・エル・イー<3686>、エニグモ<3665>なども大きく値を下げた。ヤマダ電機<9831>も下落した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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