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【市況】東京株式(寄り付き)=小幅反発、買い優勢ながら外部環境懸念で上値に重さ

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 14日の東京株式市場はやや買い優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比17円高の2万1049円と小幅反発。

 前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに3日ぶり反発。これを受けて東京市場でも買い戻しが入りやすい状況にある。ただ、13日にホルムズ海峡近くで2隻のタンカーが攻撃されたことは地政学リスクとして意識され、全般の上値を重くしている。また、半導体デバイスの開発・設計・販売を手掛ける米ブロードコムが13日発表した19年2~4月期決算が市場コンセンサスを下回り、同社株は時間外取引で大幅安に売られており、これが東京市場の半導体関連銘柄にも影響を与えることが懸念される。なお、ここ全体市場は市場参加者不足で薄商いが続いているが、きょうはメジャーSQ算出日にあたり、売買代金は膨らむ見通し。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、19業種が高く、値上がり上位に鉱業、石油、紙パルプなど。一方、値下がりで目立つのは海運、水産、保険など。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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