【市況】14日の株式相場見通し=中国経済指標にらみ神経質な推移、日経平均はもちあい展開
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
13日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比101.94ドル高の2万6106.77ドルと3日ぶりに反発した。エネルギー株などが買われ、NYダウは1カ月ぶりの高値圏に値を上げた。ホルムズ海峡近くのオマーン湾で日本の船舶を含む石油タンカー2隻が攻撃を受けたことから原油価格が急上昇。これを受け、エクソン・モービルやシェブロンが買われた。アマゾン・ドット・コムやフェイスブックなど主力IT関連株もしっかり。アナリストの強気評価でディズニーが上昇し、ナイキやプロクター&ギャンブルも高い。半面、ファイザーやビザ、メルクが安い。ナスダック総合株価指数は、同44.410ポイント高の7837.130と3日ぶりに反発した。
日程面では、メジャーSQ(特別清算指数)算出に注目。海外では、中国5月の鉱工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資、米5月の小売売上高・鉱工業生産・設備稼働率が焦点となる。(冨田康夫)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)