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【市況】<マ-ケット日報> 2019年6月13日

 13日の市場は日経平均が続落。終値は前日比97円安の2万1032円だった。前日の米株安に加え大規模デモによる香港株下落の影響を受けて終日マイナス圏で推移した。下げ幅は前引け辺りで一時200円近くに達する場面もあったが、後場は日銀によるETF買い入れ期待で下げ渋った。日経平均はかろうじて2万1000円の大台をキープしたが、買い手が乏しく心許ない状況だ。

 昨日の米国市場は半導体関連株に売りが出てダウ平均は続落した。一部報道で半導体メモリー市況の改善が遅れると伝わりマイクロン、インテルなどハイテク株に売りが出た。また、米中貿易摩擦が長期化することへの警戒感もありボーイングなど中国関連株にも売りが出ている。FRBの利下げ観測が相場を下支えているがこれ以外に買い材料がなく相場は手詰まり気味となっている。

 さて、東京市場は米国株が上がらなくなると一段と材料不足に陥り模様眺めせざるを得ない状態。買い方にとって日経平均の2万1000円台は手が出しにくく、ここで買うのは売り方の買い戻しか日銀、事業法人くらいしか見当たらない。東証1部の売買代金は6日連続の2兆円台割れ。昨年8月の7日連続以来で実需筋の動きはほとんど見られない。米国の利下げ期待だけでは外国人が日本株を買う動機に今のところなっていないようだ。月末のG20サミットまであと2週間。投資家の様子見姿勢は今しばらく続きそうだ。(ストック・データバンク 編集部)

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