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【市況】トレードマスターラボの日経先物大作戦 (6月13日)

株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己

「売り先行後はもみ合いの展開か!?」

 米国株式市場では、NYダウは43ドル安と続落して取引を終えています。

  半導体関連などハイテク株が売られたものの、5月の消費者物価指数が予想を下回り、利下げ観測がさらに高まったことが相場を下支えしました。

 富豪のマクロトレーダー、ポール・チューダー・ジョーンズ氏も利下げ予想に転じるなど、緩和観測は一段と強まっています。

 ただ、それだけに18日-19日のFOMCで少なくとも近い将来の利下げが示唆されないと、失望感から株価が下げる場面もあるかもしれません。

 本日の 日経平均株価は、米国株続落の流れを受けて売り先行後、もみ合いの展開となる公算です。

 なお、ドル/円は108円40銭台で推移しています。

 本日の日経先物は、2万1000円台寄り付くことが想定され、上値は2万1100円を持続的に回復維持できれば2万1150円を示現、下値は2万1000円を持続的に割り込むと2万950円を示現する可能性があります。

【本日の作戦】

 本日は日経先物のMSQ前日です。乱高下には注意したいところです。

 また、6月限の取引ができるのは本日の日中ザラ場の時間までですのでご注意ください。

 9月限に切り替えることをお忘れにならないように。

 さて、方向性は、「もみ合いレンジ」を想定しております。

 よって、下げれば「押し目買い」から、上がれば「戻り売り」からのエントリーにて細かいスキャルピングが良いように思います。

 引き続き、為替、中国株には注意したい。

 日経平均株価が2万1130円以下のレートで引けるかどうかに注目しております。

 ※Twitter「ひとり言トレード」でつぶやく時もあり。

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【注目レート】(レートは6月限を基準に算出)

2万1290円、2万1270円、21200円、2万1160円、2万1120円、2万1050円、2万1000円、2万950円、2万900円、2万880円、2万850円。

 方向性を加味した上で、注目レート付近でポジションを取ってみる。次の注目レート、もしくはその次の注目レート(ゾーン含め)を逆に抜けるとロスカット目安、ポジションと同方向にレートが動いた場合は、次の注目レート(ゾーン含め)手仕舞いを狙ってみる、などの見方、使い方ができるかと思います。

 資金管理にはくれぐれもご注意を。ご自身の証拠金に対してロスカットを入れて行くよういにしましょう!

 さあ、今日も頑張って参りましょう~!

●日経先物について

 先物といえば、大豆、とうもろこし、ガス、金?? 先物って怖い!?という勘違いの声もよく耳にします。

 日経平均株価の派生商品となるのが、日経225先物です。つまり、日経平均株価に連動して動きます。

●日経225先物のメリット

・日本経済の動きがわかる。
・投資対象が「日経平均株価」ただ1つ。銘柄を選ばなくてよい。
・日経平均株価が上がる、下がるを予想するだけ。
・下がると思えば売建ができる(その場合、下がれば利益となります)。
・取引回数に制限がないため、一日に何度も取引ができる。
・手数料が安い。
・倒産などのリスクがない。
・ほぼ24時間、取引ができる。
・インサイダーなどもなく、極めてフェアな市場(日経平均指数だから)。
・資金効率が高い、レバレッジが効く(少ない証拠金で多くの利益を狙える)。現在であればミニ1枚の取引で約6万6000円ほどの証拠金(SPAN証拠金は変動します)。
・証拠金(ミニ1枚)で日計り1万円のプラス収支も十分見込めます。

●日経225先物のデメリット

・レバレッジ効果によるリスク。
・SQ毎に必ず決済しなければならない。
・株主優待、配当などはない。

 効率よくお金を稼ぐのに株、FXでは10万円の資金で一日1万円の利益はなかなか難しいです。その点、日経先物の魅力は上記に挙げている通りです。

※取引をするには「先物・オプション」口座の開設が別途必要になります。

株、FXをご経験者の皆様も一度触ってみてはいかがでしょうか。

【本日の経済スケジュール 】

6月13日(木)

【国内】
★4-6月期法人企業景気予測調査(8:50)
□週間対外及び対内証券売買契約等の状況(8:50)
□4月第三次産業活動指数(13:30)
□5月投信概況(15:00)
□30年国債入札
□改正ドローン規制法が施行

【海外】
□ドイツ5月消費者物価指数[改定値](15:00)
□スイス国立銀行が政策金利を発表(16:30)
□ユーロ圏4月鉱工業生産(18:00)
□米国5月輸入物価指数(21:30)
□米国5月輸出物価指数(21:30)
□米国週間新規失業保険申請件数(21:30)
□米国30年国債入札
★日米貿易交渉の閣僚級協議を開催予定(ワシントン)
□ユーロ・グループ(非公式ユーロ圏財務相会合)(ブリュッセル)

【海外決算】
アドビ、ブロードコム、フィニサー、テスコ、DSスミス、ダララマ

◆株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己
2017年4月トレードマスターラボ株式会社を設立(18年7月に株式会社TMLに社名変更)。株式会社みんかぶ運営の「トレードマスター225」では「トレードマスターM」の名前でメインMCとして登場している。

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