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【材料】リコーが5日続伸、室内光で発電する完全固体型色素増感太陽電池を実用化

リコー <日足> 「株探」多機能チャートより
 リコー<7752>が5日続伸。この日、室内光で発電する完全固体型色素増感太陽電池を実用化したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

 同社が開発した完全固体型色素増感太陽電池は、複合機の開発で培った有機感光体の技術を応用することで、電解質を固体材料のみで構成することに成功。電解質に液体を用いる電池が抱える液漏れや腐食といった安全性や耐久性に対する課題を解決するとともに、室内光源波長に適した有機材料の設計や、デバイス構造の最適化を実現し、発電性能を大幅に向上させたという。なお、同太陽電池は、大成(名古屋市中区)とデザインオフィス ライン(東京都渋谷区)が6月10日に発売したバッテリー搭載型デスク「LOOPLINE T1(ループライン ティーワン)」の室内用ソーラーパネルとして採用されている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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