【市況】5日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は207ドル高と3日続伸
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
この日発表された米5月ADP雇用統計は予想を下回ったが、市場には米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ期待が強まり、全般相場は買い先行となった。公益や生活必需品などディフェンシブセクターが堅調で、プロクター&ギャンブルやウォルマート、ビザが高い。アップルやアマゾン・ドット・コム、フェイスブックなど主力IT関連株もしっかり。決算が好調だったセールスフォース・ドットコムやキャンベル・スープが買われた。半面、原油価格の下落でエクソン・モービルが安く、ファーウェイとの取引停止で売上高見通しを引き下げたスカイワークス・ソリューションズが値を下げるなど半導体株が軟調だった。
ナスダック総合株価指数は、同48.358ポイント高の7575.475と続伸。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億1906万株、ナスダック市場は21億1714万株となった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)