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【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … 伊藤園、ティーライフ、ピープル (6月3日発表分)

ピープル <日足> 「株探」多機能チャートより

―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の5月31日から3日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1 ピープル <7865>
 20年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比65.7%減の3600万円に大きく落ち込んだ。

▲No.2 ティーライフ <3172>
 19年7月期第3四半期累計(18年8月-19年4月)の連結経常利益は前年同期比7.2%減の2億1900万円に減り、通期計画の3億5200万円に対する進捗率は62.2%にとどまり、5年平均の64.3%も下回った。

▲No.4 伊藤園 <2593>
 19年4月期の連結経常利益は前の期比8.3%増の232億円に伸びたが、20年4月期は前期比1.8%減の228億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<7865> ピープル    JQ   -7.08   6/ 3   1Q   -65.71
<3172> ティーライフ  東1   -6.32   6/ 3   3Q    -7.20
<6267> ゼネラルパ   JQ   -4.10   6/ 3   3Q   255.19
<2593> 伊藤園     東1   -2.33   6/ 3 本決算    -1.77

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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