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【通貨】今日の為替市場ポイント:ドル売り一服後は押し目買いでドル・円は下げ渋りか

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

3日のドル・円相場は、東京市場では108円07銭まで下げた後に108円38銭まで反発。欧米市場でドルは108円45銭まで買われた後に107円88銭まで反落し、108円07銭で取引を終えた。

本日4日のドル・円は107円後半から108円前半でやや軟調ぎみの値動きか。前日まちまちとなった米国株を受け、日本株の下げが小幅にとどまればリスク回避的な円買いは限定的となる見通し。ただ、今晩のパウエル米連邦公開市場委員会(FOMC)議長の発言を見極めようと、ドルの戻りは鈍いだろう。

前日の海外市場では、米5月ISM製造業景気指数が予想を下振れ、製造業の地合いの悪さを反映したことで株安に振れた。また、ブラード米サンフランシスコ連銀総裁が目先の利下げの可能性に言及し、米10年債利回りはさらに大きく低下。ドル・円はリスク許容度の低下で心理的節目の107円台に売り込まれる場面もあった。NY市場で108円台に戻して引けたが、市場心理の悪化は続きそうだ。

本日の東京市場は、引き続き株価や長期金利にらみとなろう。前日のNYダウの小反発で日本株の下げは抑制され円買いは想定内とみる。13時半には豪準備銀が定例会合で政策金利の引き下げに踏み切る公算だが、ほぼ織り込まれ豪ドルの下げも限定的となりそうだ。また、前日NY安値107円88銭を割り込まなければ買戻しも期待される。一方、FRBの年内利下げ観測が急速に広がるなか、今晩のパウエル議長の見解を見極めようと様子見ムードが広がりやすいだろう。

《CS》

 提供:フィスコ

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