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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:ライフネットが急騰、そーせいは年初来高値更新

ライフネット <日足> 「株探」多機能チャートより

<7157> ライフネット 611 +61
急騰。旧村上ファンドの関係者が運営する投資顧問会社のエフィッシモ・キャピタル・マネージメントがライフネット生命保険株の5.19%(265万3400株)を保有していることが22日付の大量保有報告書で明らかとなり、買い材料視された。報告義務発生日は15日。保有目的は「純投資(ただし、うち265万3300株については、投資一任契約に基づく顧客資産運用のため)」としている。

<4565> SOSEI 2005 +218
急伸で年初来高値を更新。導出先のノバルティス社が米国胸部学会(ATS)年次国際会議で、開発中の喘息治療配合吸入剤QVM149の第2相臨床試験における主要成績を発表。QVM149が既存の標準喘息治療吸入薬と比較し有意な改善を示したほか、投与タイミングにかかわらない肺機能の改善も確認されたという。そーせいグループはQVM149の配合物の一部などに関する独占的ライセンスをノバルティスに許諾している。

<6096> レアジョブ 4110 -65
大幅に反落。9万株の立会外分売を予定していると発表している。分売予定期間は31日から6月6日までで、分売価格は実施日の前日終値または最終気配値を基準に決定する。株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図ることが目的。一時プラスに転じる場面もあったが、分売予定の発表を受け、株式需給が悪化するとの警戒感から売られた。22日に年初来高値(4655円)を付けており、利益確定売りも出たようだ。

<3733> ソフトウェアS 10250 +290
大幅に5日続伸。4月の売上高が前年同月比21.9%増の21.08億円になったと発表している。2カ月連続のプラス。受注高は47.3%増の23.75億円、受注残高は74.8%増の75.55億円だった。売上高、受注高の好調に加え、株価が25日移動平均線を上抜け、4月17日に付けた年初来高値(1万0760円)に接近していることも買い人気を集める要因となったようだ。

<4585> UMN 327 +10
大幅に続伸。17年10月31日付で締結した塩野義製薬<4507>との資本業務提携契約に基づく第3回開発マイルストーン条件を達成し、同社から検収書を受領したと発表。19年12月期第2四半期にマイルストーンフィーを受領する。両社はヒト用感染症予防ワクチンなど創薬に関する基盤技術整備などについて基礎的研究を共同で推進している。マイルストーン条件達成を受け、今後の開発進展に対する期待から買いが入った。

<2342> トランスG 468 +2
続伸。核酸原薬製造のボナックと業務提携すると発表している。同社の核酸医薬開発に関し、トランスジェニックグループの創薬支援プラットフォームの活用を推進する。核酸医薬は遺伝情報を司る核酸を医薬品として利用するもので、遺伝性疾患やがん、その他インフルエンザやウイルス感染症等の次世代医薬品として期待されているという。

《DM》

 提供:フィスコ

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