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【注目】前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

Ubicom <日足> 「株探」多機能チャートより

■Ubicom <3937>  1,554円 (+300円、+23.9%) ストップ高

 Ubicomホールディングス <3937> がストップ高。15日大引け後に発表した19年3月期の連結経常利益は前の期比66.5%増の5.9億円に拡大して着地。続く20年3月期も前期比20.1%増の7.1億円に伸び、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。前期はグローバル事業で自動化やモバイル&クラウドなどのコア技術を活用した高収益案件が拡大した。今期もIT技術者の不足が続くなか、フィリピンを拠点とするソリューション開発の受注が伸びる見込みだ。

■マーケットE <3135>  1,606円 (+300円、+23.0%) ストップ高

 マーケットエンタープライズ <3135> [東証M]がストップ高。15日大引け後、19年6月期の連結経常利益を従来予想の2億4700万円→3億8700万円に56.7%上方修正。増益率が2.6倍→4.1倍に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。今期業績の上方修正は2月に続き、2回目。オウンドメディア運営、中古スマホ・格安SIM販売、農機具の買取販売といった好採算事業の収益が伸びることが寄与。主力のネット特化型の中古品買取販売で販管費が想定を下回ることも上振れに貢献する。

■FFRI <3692>  3,950円 (+700円、+21.5%) ストップ高

 FFRI <3692> [東証M]がストップ高。同社が15日取引終了後に発表した20年3月期の業績見通しは営業利益段階で前期比20%増の3億4100万円と急回復を予想している。また同日、NEC <6701> とサイバーセキュリティ分野で協業を開始したことを開示したほか、ソースネクスト <4344> とは次世代エンドポイントセキュリティ製品を提供する事業提携を行うことも発表しており、これらを材料視する形で投資資金が流入した。

■レアジョブ <6096>  3,215円 (+503円、+18.6%) ストップ高

 レアジョブ <6096> [東証M]がストップ高。15日大引け後に発表した19年3月期の連結経常利益は前の期比87.8%増の1億6900万円で着地。続く20年3月期も前期比47.9%増の2億5000万円に拡大し、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。今期も英会話学習ニーズが高まるなか、法人向け成果保証型サービスなどが拡大し、20.9%の大幅増収を見込む。

■カルタHD <3688>  1,450円 (+219円、+17.8%)

 東証1部の上昇率2位。CARTA HOLDINGS <3688> が5月15日大引け後に決算を発表。「上期経常が2.2倍増益で着地・1-3月期も4倍増益」が好感された。19年12月期第2四半期累計(18年10月-19年3月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の21.3億円に急拡大し、通期計画の25億円に対する進捗率は85.5%となった。

■三浦工 <6005>  3,155円 (+447円、+16.5%)

 東証1部の上昇率3位。三浦工業 <6005> が続急騰し、年初来高値を更新した。15日大引け後に発表した19年3月期の連結税引き前利益は前の期比20.8%増の171億円で着地。続く20年3月期も前期比3.9%増の178億円に伸び、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。今期は設備投資需要の増加を背景に、国内でボイラーやランドリー機器、バラスト水処理装置の販売が伸びる。また、海外では中国での環境規制に伴う高効率ガス焚きボイラーへの入替需要や規制対応案件が引き続き増加する見込みだ。併せて、前期の年間配当を31円→33円(前の期は28円)に増額し、今期も前期比2円増の35円に増配する方針としたことも評価材料となった。

■パーソルHD <2181>  2,254円 (+285円、+14.5%)

 東証1部の上昇率5位。パーソルホールディングス <2181> が続急騰し、年初来高値を更新した。15日大引け後に発表した19年3月期の連結経常利益は前の期比25.3%増の439億円で着地。続く20年3月期も前期比9.1%増の480億円に伸び、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。今期は転職市場の拡大を追い風に人材紹介事業の高成長が継続するほか、人手不足で派遣・BPO事業の需要も強く、売上高は初の1兆円大台乗せを計画する。業績好調に伴い、前期の年間配当を20円→25円(前の期は19円)に増額し、今期も前期比5円増の30円に増配する方針としたことも評価材料となった。

■日機装 <6376>  1,466円 (+174円、+13.5%)

 東証1部の上昇率7位。日機装 <6376> が続急騰し、年初来高値を更新した。15日大引け後に発表した19年12月期第1四半期(1-3月)の連結税引き前利益が前年同期比23倍の19.2億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。石油関連や産業ガス・LNG関連向けポンプの販売が好調だったインダストリル事業が収益を牽引した。メディカル事業の伸長に加え、金融費用が減少したことなども大幅増益に貢献した。上期計画の30億円に対する進捗率は64.2%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■オープンH <3288>  4,090円 (+460円、+12.7%)

 東証1部の上昇率8位。オープンハウス <3288> が続急騰。15日大引け後に発表した19年9月期上期(18年10月-19年3月)の連結経常利益が前年同期比10.0%増の221億円に伸びて着地したことが買い材料視された。前期に買収した戸建て住宅販売のホーク・ワンの業績上積みが収益を押し上げた。マンション事業で主力の東京都23区に加え、名古屋市で引き渡しを開始したことも大幅増益に貢献した。また、前期から本格展開しているアメリカ不動産事業では戸建住宅などの販売が好調だった。併せて、発行済み株式数(自社株を除く)の1.78%にあたる100万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施すると発表しており、株主還元の拡充を好感する買いが向かった。

■東亜建 <1885>  1,744円 (+178円、+11.4%)

 東亜建設工業 <1885> が続急騰。15日大引け後に決算を発表。「前期経常が上振れ着地・今期は48%増益、10円増配へ」が好感された。19年3月期の連結経常利益は前の期比52.1%増の41.2億円に伸び、従来予想の34億円を上回って着地。20年3月期も前期比47.8%増の61億円に拡大する見通しとなった。

■ジャックス <8584>  1,914円 (+190円、+11.0%)

 ジャックス <8584> が急反騰。15日大引け後に決算を発表。「今期経常は7%増で14期ぶり最高益、10円増配へ」が好感された。19年3月期の連結経常利益は前の期比13.5%増の144億円になり、20年3月期も前期比6.6%増の154億円に伸びを見込み、14期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。7期連続増収、3期連続増益になる。

■新晃工 <6458>  1,638円 (+159円、+10.8%)

 業務用空調機を手掛ける新晃工業 <6458> が3日続急騰し、年初来高値を更新した。同社は15日取引終了後に、20年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しは65億円(前期比20.9%増)とし、年間配当計画を48円(前期に比べ5円増配)としていることが好感されたようだ。売上高は420億円(同2.5%増)を予想している。国内市場は東京オリンピックに向けた高水準の需要を見込んでいるほか、自社システムに蓄積されたデータの活用を進め一層の効率化を図る計画。アジア市場については、中国経済の先行き不透明感があるなか、採算性を重視した販売戦略に切り替えるとともに、原価管理の強化など中国現地法人の構造改革を進め、収益体質の回復を目指すとしている。

■リニカル <2183>  1,311円 (+111円、+9.3%)

 リニカル <2183> が3日続急伸。15日大引け後に決算を発表。「今期経常は23%増益、2円増配へ」が好感された。19年3月期の連結経常利益は前の期比31.4%減の12.5億円に落ち込んだが、20年3月期は前期比22.7%増の15.3億円にV字回復する見通しとなった。14期連続増収になる。

■日本電子 <6951>  2,459円 (+192円、+8.5%)

 日本電子 <6951> が続急伸、年初来高値を更新した。分析機器や半導体関連装置など技術力の高さに定評があり、特に電子顕微鏡では世界最大手の座を不動のものとしている。15日取引終了後に発表した19年3月期決算は営業利益が前の期比70%増の66億7000万円と急拡大、20年3月期についても伸び率こそ鈍化するものの前期比6%増の71億円と成長トレンドを継続する見通し。電子顕微鏡が新製品を中心に好調なほか、産業機器部門では電子ビーム描画装置中心に売り上げを伸ばし全体業績を押し上げている。同日発表した中期経営計画では、2021年度の目標として営業利益99億円(前期実績比48%増)と強気の計画が示されており、これも株高を後押しした。

■三菱Uリース <8593>  555円 (+42円、+8.2%)

 三菱UFJリース <8593> が3日続急伸。15日大引け後に決算を発表。「今期経常は7%増で4期ぶり最高益、前期配当を4.5円増額・今期は1.5円増配へ」が好感された。19年3月期の連結経常利益は前の期比1.7%増の876億円になり、従来予想の840億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。20年3月期も前期比7.3%増の940億円に伸びを見込み、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を19円→23.5円(前の期は18円)に増額し、今期も前期比1.5円増の25円に増配する方針とした。

■Dガレージ <4819>  3,530円 (+260円、+8.0%)

 デジタルガレージ <4819> が続急伸し、年初来高値を更新。同社は16日、店頭に設置したQRコード を消費者のスマートフォンで読み取って支払う、読み取り支払い型のマルチQRコード決済ソリューション「クラウドペイ」の提供を開始したと発表。「クラウドペイ」は、1つのQRコードを店頭に設置するのみで、複数のQR・バーコード決済サービスを一括でより簡易に導入することができるサービス。NTTドコモ <9437> の「d払い」や、LINE <3938> の「LINE Pay」、メルカリ <4385> [東証M]の「メルペイ」、中国アリババの「アリペイ」、中国テンセントの「ウィーチャットペイ」に対応するとしている。

■オプティム <3694>  2,264円 (+164円、+7.8%)

 オプティム <3694> が続急伸。15日大引け後に決算を発表。「今期経常は4.5倍増益へ」が好感された。19年3月期の経常利益(非連結)は前の期比64.1%減の1.4億円に落ち込んだが、20年3月期は前期比4.5倍の6.5億円に急拡大する見通しとなった。10期連続増収になる。

■フラベッドH <7840>  973円 (+65円、+7.2%)

 フランスベッドホールディングス <7840> が4日続急伸。15日大引け後に決算を発表。「今期経常は19%増益、前期配当を3円増額・今期も28円継続へ」が好感された。19年3月期の連結経常利益は前の期比9.4%減の23.6億円になったが、20年3月期は前期比18.6%増の28億円に拡大する見通しとなった。同時に、前期の年間配当を25円→28円(前の期は25円)に増額し、今期も28円を継続する方針とした。同時に発表した「5.09%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。

■エイジス <4659>  3,535円 (+230円、+7.0%)

 エイジス <4659> [JQ] が急反発。15日大引け後に決算を発表。「今期経常は6%増で5期連続最高益、前期配当を10円増額・今期は5円増配へ」が好感された。19年3月期の連結経常利益は前の期比15.7%増の38.2億円になり、20年3月期も前期比5.8%増の40.5億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。9期連続増収、7期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を55円→65円(前の期は55円)に増額し、今期も前期比5円増の70円に増配する方針とした。

■IDEC <6652>  1,958円 (+90円、+4.8%)

 IDEC <6652> が大幅続伸。15日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。今回発表の自社株買いでは、上限を250万株(発行済み株数の7.60%)、または50億円としており、取得期間は5月17日から12月30日まで。資本効率の向上と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することを目的としている。

■リゾートトラ <4681>  1,597円 (+68円、+4.5%)

 リゾートトラスト <4681> が大幅に5日続伸。同社は会員制リゾートホテル国内首位を誇る。15日引け後に発表された19年3月期業績は、売上高が前の期比8.5%増の1795億4200万円、営業利益が同6.4%増の188億7700万円と最高益を更新した。「エクシブ六甲 サンクチュアリ・ヴィラ」と「ラグーナベイコート倶楽部」の開業に伴う不動産収益の増加に加え、ホテルレストラン等事業ではホテルの稼働率は回復基調が継続し、足元業績は順調に推移している。20年3月期の営業利益は前期比15.2%減の160億円との見通しだが、大手証券では「減益計画は想定通り」とし、すでに織り込み済みとみているほか、買収防衛策の撤回を発表したことも好感された。

■リクルート <6098>  3,413円 (+144円、+4.4%)

 リクルートホールディングス <6098> が大幅続伸。全体相場が下値模索を続けるなか、しぶとく買いを集め年初来高値を更新した。4月から「働き方改革関連法」や「改正出入国管理法」が施行されているが、そのなか同社は総合人材サービストップの実力をいかんなく発揮、HRテック(テクノロジーを活用した人材サービス)を駆使して受注を伸ばし、M&A戦略による事業基盤の拡大も進め、人材サービス市場における需要を囲い込んでいる。19年3月期は営業利益段階で前の期比16%増の2230億9000万円と2ケタの伸びを確保、20年3月期業績予想について会社側は開示していないが、市場では「営業利益2500億円を上回り連続の2ケタ利益成長が濃厚」(国内中堅証券)という見方が示されている。

■日本ペHD <4612>  4,160円 (+175円、+4.4%)

 日本ペイントホールディングス <4612> が大幅に3日続伸。15日大引け後に発表された1-3月期の業績では、売上高は前年同期比で1.2%減の1473億5900万円と小幅減収にとどまったものの、日本・米州・欧州の原材料価格上昇で営業利益は同8.2%減の201億2900万円となった。ただ、営業利益は190億円前後の市場コンセンサスを上回った。中国事業において汎用(建築・重防食)塗料が拡販及び原料安により堅調で業績に寄与している。市場からは「中国市場において環境規制強化を契機に競合ローカルメーカーの淘汰が進み、価格支配力を握ることができれば、もう一段の収益と営業キャッシュフロー創出力の拡大が視野に入ろう」(国内大手証券)とポジティブに受け止めたようだ。

■ユニプレス <5949>  1,731円 (+58円、+3.5%)

 ユニプレス <5949> が3日続伸。同社は16日、トルクコンバータの主要部品であるダンパーの高強度・低歪を実現した「ガス軟窒化鋼板を用いたダンパープレート」を開発したことを明らかにした。このほど、ジヤトコ(静岡県富士市)の軽自動車用の新型CVT「Jatco CVT-S」に搭載されるトルクコンバータとして国内で供給を開始したとしており、これが買い手掛かりとなったようだ。

※16日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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