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【市況】マザーズ先物概況:反落、米中景気の減速を警戒

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

16日のマザーズ先物は前日比10.0pt安の866.0ptと反落して終了した。高値は872.0pt、安値は860.0pt、取引高は1285枚。

本日のマザーズ先物は、前日発表の4月の米小売売上高や鉱工業生産が市場予想を下回るなど弱い結果となったことや、中国の小売売上高の悪化も改めて警戒され、米中両国の景気減速に対する懸念から日経平均が軟調に推移したため、投資家心理が悪化し、マザーズ先物にも売りが波及する展開となった。米中通商協議の進展に対する期待は高いものの、最終決着しなければ、新たな買い材料にはなりづらく、新規の手掛かり材料に乏しいことも様子見姿勢を強める一因になったとみられる。

本日のマザーズ市場では、業績の悪化が引き続き売り材料視されたうるる<3979>大幅続落し、下落率トップとなった。また、業績予想を下方修正したCRGHD<7041>や、今期営業減益に転じる見通しのFRONTEO<2158>がとともにストップ安まで売られた。

《DM》

 提供:フィスコ

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