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【材料】ODKソリューションズ---19年3月期増収・2ケタ増益、システム運用が業績に貢献

ODK <日足> 「株探」多機能チャートより

ODKソリューションズ<3839>は4月26日、2019年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比9.0%増の53.37億円、営業利益が同56.1%増の5.71億円、経常利益が同58.4%増の6.13億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.9%増の3.07億円となった。

当年度については、UCARO(R)の拡販を積極的にすすめ導入校数を16校増やしたほか、マイナンバー業務受託社数を25社としている。大学入試業務における処理志願者数は前年比13.6%増の約123万人となった。業績としては、教育業務における新規受託や処理件数増、証券総合システムSENS21の新規ユーザ運用開始、臨床事業に係るシステム開発・運用業務等により、増収となった。また、事業拡大にともなう人件費や支払手数料の増加はあったものの、増収により段階利益はいずれも大幅増益となった。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.0%増の55.00億円、営業利益が同24.7%減の4.30億円、経常利益が同26.6%減の4.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.8%増の3.10億円を見込んでいる。

また、決算発表同日にエーテンラボ及びWACULとの協業を発表。学校法人向けの展開が今後さらに加速する見込み。

《MH》

 提供:フィスコ

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