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【市況】米国株見通し:対中関税第4弾の詳細案公表を警戒

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物  2851.25(- 35.75) (17:35現在)
ナスダック100先物  7490.00(-120.25) (17:35現在)


 17時35分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は軟調推移。NYダウ先物は300ドル安程度で推移している。欧州株式市場は全面安。時間外取引のNY原油先物は前日比0.60ドルほどの上昇で推移。こうした流れを受け、13日の米株式市場は売り先行で始まりそうだ。


 米トランプ政権が本日、対中関税第4弾の詳細案を公表する予定になっていることが警戒される。中国外務省は、「貿易措置はいずれかの時点で公表する」、「G20での米中首脳会談に関する情報はない」などと発表している。日本の内閣府が景気の基調判断を悪化に引き下げたことも一応材料視か。NY原油先物は、需給思惑による売り買いが交錯して、もみ合いの展開が見込まれる。


 本日発表となる米経済指標はなし。ローゼングレン米ボストン連銀総裁とクラリダ米FRB副議長がボストン連銀主催会合で開会あいさつ。カプラン米ダラス連銀総裁が地域フォーラムで講演を行う。

《KK》

 提供:フィスコ

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