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【通貨】豪ドル週間見通し:弱含みか、将来的な利下げの可能性残る


■弱含み、利上げ観測は後退

先週の豪ドル・円は弱含み。豪準備銀行(中央銀行)の4月理事会議事要旨で「目先の利上げ確率は低い」との指摘がみられ、豪ドル売りが活発となった。しかしながら、中国の1-3月期国内総生産(GDP)などが予想を上回ったことや、豪正規雇用者数の増加を受けて、豪ドルは一時80円台後半まで戻す場面があった。取引レンジ:79円89銭-80円72銭。

■弱含みか、将来的な利下げの可能性残る

今週・来週の豪ドル・円は弱含みか。豪準備銀行(中央銀行)の4月理事会議事要旨では、「インフレ率が低水準にとどまり、失業率が上昇続けるなら、利下げが適切になる」とのハト派的な見解も示されており、目先的にリスク選好的な豪ドル買いは抑制される可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・24日:1-3月期消費者物価指数(前年比予想:+1.5%)

予想レンジ:78円50銭-81円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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