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【通貨】外為サマリー:1ドル111円90銭台で推移、TAG交渉にらみで上値重い

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=111円96銭前後と前日午後5時時点に比べ5銭程度のドル高・円安となっている。

 15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=112円05銭前後と前週末に比べて5銭程度のドル高・円安だった。同日にニューヨーク連銀が発表した4月の製造業景気指数が市場予想を上回ったことがドルの支援材料となった半面、NYダウが反落したことが重荷となった。

 東京市場も上値の重い動きで、111円90銭台を中心とした推移となっている。反落して始まった日経平均株価が切り返したことを手掛かりに112円00銭台に強含む場面もあったが、15日から始まった日米の物品貿易協定(TAG)交渉の行方を見極めたいとして上値を追う勢いには乏しい。なお、初日の協議を終えた茂木敏充経済財政担当相は会見で、為替条項などが協議の議題になったかについて「個別内容は明日話す」と述べたことが伝えられている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1306ドル前後と同0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=126円58銭前後と同6銭程度のユーロ安・円高で推移している。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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