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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (3月28日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は、昨晩の日経平均先物が下げたため、本日の寄り付き値が一段安となる公算です。

 本日の寄り付き値での一段安は、現在が下降途中の動きであることを示すサインになります。

 本日は、寄り付き値が下放れるなら、その動きが弱気を再確認して、そのまま下げ幅の大きな動きへ入る可能性があります。

 本日、価格が上昇しても、一気に22日の高値2万1713円を超えるような上げにならなければ、弱気と判断できます。

 したがって、寄り付き後の価格が上昇する場合でも、上げの速度が緩やかなら、その時点で、その上げがすぐに上値を抑えられると推測できます。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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