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【市況】日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅反落、ソフトバンクGとエーザイの2銘柄で約123円押し下げ

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅反落、ソフトバンクGとエーザイの2銘柄で約123円押し下げ

25日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり1銘柄、値下がり224銘柄、変わらず0銘柄となった。

日経平均は大幅に下落。697.07円安の20930.27円(出来高概算6億8000万株)で前場の取引を終えた。日経平均の21000円割れは3月11日以来、9営業日ぶり。ドイツの3月製造業PMI速報値が2012年以来の低水準をつけたほか、米国債イールドカーブ(長短金利差)が再び逆転したことから、世界経済の鈍化懸念が高まり、先週末の海外市場は大きく下落。この影響から幅広い銘柄が売られる格好となり、シカゴ先物にサヤ寄せする流れからギャップ・ダウンでのスタートとなった。しかし、その後も断続的なインデックス売りから下げは止まらず、一時20911.57円まで下げ幅を拡大させている。為替市場ではドル円が1ドル109円70銭台まで円高に振れて推移していることも、市場を神経質にさせている。

値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はエーザイ<4523>となり、2銘柄で日経平均を約123円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはあおぞら<8304>で8.06%安、同2位は安川電<6506>で6.34%安だった。あおぞらは、先週末に発表した業績・配当予想の下方修正が嫌気されている。今通期営業利益は従来予想の400億円から330億円に減額、期末配当金も従来見込みの64円から34円に引き下げ、年間配当金は154円にするとしている。

一方、値上がりは三菱倉<9301>のみとなった。19年3月期の期末配当を従来見込みの15円から30円に引き上げたことが好感されている(これにより年間配当金は従来の30円から45円に)。


*11:30現在

日経平均株価  20930.27(-697.07)

値上がり銘柄数  1(寄与度+0.51)
値下がり銘柄数 224(寄与度-697.58)
変わらず銘柄数  0

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9301> 三菱倉 2979 28 +0.51

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクG 10650 -620 -68.28
<4523> エーザイ 6065 -1500 -55.07
<9983> ファーストリテ 52640 -1300 -47.72
<6954> ファナック 18805 -745 -27.35
<6098> リクルートHD 3002 -169 -18.61
<8028> ユニファミマ 2895 -120 -17.62
<8035> 東エレク 16080 -435 -15.97
<6367> ダイキン 12275 -425 -15.60
<4543> テルモ 6757 -203 -14.90
<6762> TDK 8460 -380 -13.95
<6971> 京セラ 6288 -172 -12.63
<4503> アステラス薬 1626.5 -68.5 -12.57
<4452> 花王 8401 -291 -10.68
<7733> オリンパス 4690 -285 -10.46
<6506> 安川電 3325 -225 -8.26
<7267> ホンダ 2945 -109 -8.00
<4911> 資生堂 7803 -199 -7.31
<4507> 塩野義 6486 -198 -7.27
<9735> セコム 9325 -196 -7.20
<6305> 日立建 2844 -186 -6.83

《CN》

 提供:フィスコ

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