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【市況】<マ-ケット日報> 2019年3月20日

 20日の市場は日経平均が反発。終値は前日比42円高の2万1608円で、今月5日以来、約2週間ぶりの高値水準となった。前日の米国株は小動きで材料とならなかったが、3月決算銘柄の配当権利取りの買いが入りじわりと上昇。円相場が対ドルで安めに動いたこともプラスに働き、トピックスや新興市場指数まで全てが上昇した。一部には国内年金の買いも指摘されている。

 昨日の米国市場は米中貿易協議の難航報道を受けてダウ平均が5日ぶりに小反落した。序盤は続伸のスタートとなったがブルームバーグ通信が「中国が米国の要求に抵抗している」と報じたことをきかっけに先行き不透明感が広がった。FOMCでは2019年の利上げがほぼ停止されると見られているが、株価が高値圏にあるため、好材料でもいったんは材料出尽くしとなる可能性も指摘されている。

 さて、東京市場は米国、中国株が甘く推移したにもかかわらず日経平均は反発へ。FOMCの結果待ちや明日が休場ということもあって商いは乏しかったが、個人や年金資金の権利取りの買いが入り意外にも堅調な1日となった。チャート面では25日移動平均線(2万1420円)が一貫して下値をサポート。75日移動平均線(2万1054円)も上向きに転じる可能性が出てきており、外部環境の急変がない限り安定した基調が続きそうだ。個別では住友不動産[8830]が8日連続で昨年来高値を更新。好決算の神戸物産[3038]は上場来高値更新へ。(ストック・データバンク 編集部)

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