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【通貨】NY為替:米金利見通し引き下げの思惑でドル上げ渋り

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円23銭から111円48銭まで上昇し、111円35銭で引けた。米国の1月製造業受注が予想を下回ったほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で当面利上げを見送る方針を再表明し、金利見通しを引き下げるとの思惑でドル売りが継続。さらに、米中貿易協議が行き詰まったとの一部報道も、ドル売り・円買いに繋がった。

ユーロ・ドルは、1.1361ドルから1.1339ドルまで下落し、1.1355ドルで引けた。ユーロ・円は、126円62銭まで上昇後、126円29銭まで反落。ポンド・ドルは、1.3290ドルから1.3241ドルまで下落した。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感でポンド売りは継続。しかし、欧州連合(EU)は英国に離脱の延期を提案し、ドイツのメルケル首相は「秩序ある英国の離脱のために戦う」との方針を表明したため、警戒感を受けたポンド売りはやや後退した。ドル・スイスは、1.0008フランから0.9985フランまで下落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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