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【通貨】英ポンド週間見通し:英国金利の先高観後退で伸び悩みか


■上昇、EU離脱期限延期でポンド買い強まる

先週のポンド・円は上昇。英国議会で、合意なき欧州連合(EU)からの離脱が否決されたことや離脱期限が3カ月程度延期される可能性が浮上し、リスク回避のポンド売りは大幅に縮小。ポンド・円は一時148円台後半まで買われる場面があった。取引レンジ:143円73銭-148円88銭。

■英国金利の先高観後退で伸び悩みか

今週のポンド・円は伸び悩みか。英国の合意なき欧州連合(EU)からの離脱は回避され、離脱期限は6月末まで延期される可能性がある。ただし、打開策は乏しくポンド買いは続かない見通し。英中央銀行は20-21日に開催する金融政策委員会(MPC)では利下げに関する意見が出てくるとみられており、ポンドを押し下げる場面もありそうだ。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・19日:2月消費者物価コア指数(前年比予想:+1.8%)
・21日:2月小売り売上高(前月比予想:0.0%)

予想レンジ:146円00銭-149円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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