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【市況】NY株式:NYダウ7ドル高、米中交渉やEU離脱への様子見ムード強まる

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は7.05ドル高の25709.94、ナスダックは12.50ポイント安の7630.91で取引を終了した中国の2月鉱工業生産が予想を下振れ、世界経済減速への懸念から、前日終値を挟んで揉み合う展開となった。貿易摩擦を巡る米中首脳会談の開催が4月以降に延期されたほか、英議会でEU離脱期限延長案が可決されたことで、今後の展開を見極めたいとの思惑もあり、小動きに終始した。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や銀行が上昇する一方で自動車・自動車部品や半導体・半導体製造装置が下落した。

ディスカウントストアのダラー・ゼネラル(DG)は、決算内容が嫌気され、下落。SNSのフェイスブック(FB)は、同社が複数の大手企業とデータを共有していた問題について、米連邦検察が刑事事件としての捜査に乗り出したと報じられ軟調推移。一方で、複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は、ラリー・カルプCEOが2020年及び2021年の業績改善を予想し上昇。ストリーミング端末のロク(ROKU)は、一部アナリストによる目標株価引き上げを受け買われた。

配車サービス大手ウーバーが新規株式公開(IPO)の手続きを4月に開始する。必要な情報開示や投資家向け説明会を行う予定。







Horiko Capital Management LLC

《FA》

 提供:フィスコ

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