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【通貨】外為サマリー:1ドル111円60銭近辺で推移、米金利上昇が下支え

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=111円57銭前後と、前日午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安となっている。

 欧州時間のドル円相場は、111円60銭ラインを挟んでもみ合う展開。今晩に米2月輸入物価指数や米1月新築住宅販売件数の発表を控えて一段の上値は買いにくいものの、時間外取引で米10年債の利回りが2.63%台に上昇していることがドルの下支えとなっている。一方、ユーロも対ドルや対円で堅調推移。午後4時に発表されたドイツの2月消費者物価指数が市場予想を下回ったことで上値が重くなる場面もみられたが、英議会が14日に採決する「欧州連合(EU)からの離脱延期」が可決され当面の混乱が回避できるとの見方から再び買いが優勢となっている。

 ユーロは対円で1ユーロ=126円30銭前後と同70銭強のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.1323ドル前後と同0.0040ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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