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【材料】日東網が3日続落、旋網部門の受注減や原材料費の上昇などで第3四半期6割営業減益

 日東製網<3524>が3日続落している。8日の取引終了後に発表した第3四半期累計(18年5月~19年1月)連結決算が、売上高124億5500万円(前年同期比5.0%減)、営業利益1億7700万円(同59.7%減)、純利益1億1700万円(同68.2%減)と大幅減益だったことが嫌気されている。

 養殖網や海苔網の受注は伸長したものの、定置網部門の売り上げが期末以降へずれ込んだほか、近海旋網や海外旋網漁業の不漁の影響により旋網部門の受注が減少したことが響いた。また、原材料費の上昇や運送費、貸倒引当金繰入額や人件費などの増加も利益を圧迫した。

 なお、19年4月期通期業績予想は、売上高200億円(前期比5.2%増)、営業利益11億5000万円(同15.3%増)、純利益7億5000万円(同4.4%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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