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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (3月7日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日経平均株価は、3月4日以降の下げが上昇途中の動きだとしても、目先の価格が2月14日~15日と同程度の値幅の調整となって、2万1478円を下回る程度まで下げる可能性があります。

 現在は、上昇途中の調整であっても、昨日の終値から100円程度の下げ余地のある状態です。

 現在が上昇途中なら、本日は、午前中、いったん2万1478円以下まで下げた後、押し目をつける動きへ入り、引けにかけて値を戻す動きになると考えられます。

 3月4日の高値2万1860円が戻り高値となって、現在が下降の流れへ入っているなら、本日は、2月28日の安値2万1364円以下まで下げる可能性があります。

 弱気の展開になる場合、目先は一本調子の下げ場面となって、2月8日の安値2万0315円を目指す公算です。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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