【材料】<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」5位に山王
山王 <日足> 「株探」多機能チャートより
山王は前日に急動意、カイ気配のまま値がつかず大引けストップ高配分となったが、きょうも売り物薄のなか大量の買い注文が入り、値幅制限上限の1028円で気配値のまま張り付いている。電子部品の金属表面処理加工を手掛け、金メッキ加工を主力としているが、週明け4日の取引終了後に、同社のコア技術である「電解法」を使った水素透過膜の開発に関し、福島再生可能エネルギー研究所の発表を開示した。順調な進捗状況が確認されたことで、これを材料視する形で投機資金が攻勢を仕掛けた。会社側では現時点で水素透過膜事業が業績面に与える影響は軽微としているものの、今後の計画として2020年に装置開発、2022年には装置販売に漕ぎつけるとの見通しを掲げている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)