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【材料】海運株が業種別値上がり率トップ、世界景気減速懸念の後退でバルチック指数も戻り歩調に

郵船 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株が軒並み高く、業種別値上がり率で「海運」がトップとなっている。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は年明け以降、大きく水準を切り下げ2月11日には600を下回る状況にあった。米中貿易摩擦の余波で中国景気の減速や世界景気の減速に対する思惑が反映されるものとして警戒されていたが、ここ最近の非鉄市況の上昇などと合わせ、世界景気の減速懸念も後退、バルチック指数も2月12日を境に戻り足に転じている。海運株もリバウンド狙いの買いが足もと優勢となっている。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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