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【通貨】外為サマリー:一時110円90銭台に上昇、上値では利益確定売りも

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=110円87銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=125円70銭前後と同60銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は午前10時40分過ぎに一時110円92銭まで上昇した。ただ、111円ラインに接近するとともに、利益確定売りに押され午後0時過ぎに110円70銭台まで値を下げる場面があった。この日の午後から黒田日銀総裁が衆院予算委員会への出席を予定していることから、前日に同総裁が追加緩和の可能性に言及しドル高・円安が進行したことへの連想も働いた様子だ。ただ、この日の黒田総裁の発言に新鮮味はなく、相場への影響は限定的だった。市場では、今晩公表される1月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録への関心が高く、その内容次第で相場が動くとみられている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1337ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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