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【市況】東京株式(前引け)=続伸、円安追い風にリスクオンが続く

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 20日前引けの日経平均株価は前営業日比149円60銭高の2万1452円25銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は5億9135万株、売買代金概算は9976億6000万円。値上がり銘柄数は1356、対して値下がり銘柄数は668、変わらずは105銘柄だった。

 きょう前場の東京市場はリスクを取る動きが続き、主力株をはじめ広範囲に買いが及んだ。取引時間中に外国為替市場でドル高・円安が進み、これが追い風材料となった。株式需給面では、株価指数先物への海外ファンドとみられる買いが裁定取引を通じて現物株市場にも浮揚力を与えた。朝方に財務省から発表された1月の貿易統計では中国向け輸出の落ち込みが目立ったが、相場への影響は限定的。アジア株が総じて堅調に推移していたことも買い安心感につながった。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>、ソニー<6758>などが高く、トヨタ自動車<7203>も堅調。三菱商事<8058>も上値を追った。花王<4452>も買い優勢。アルコニックス<3036>が急伸、ジーンズメイト<7448>も値を飛ばした。シャープ<6753>も物色人気となった。半面、富士通<6702>が下落、アンリツ<6754>も軟調。太陽誘電<6976>も値を下げた。レオパレス21<8848>が大きく下値を探ったほか、アウトソーシング<2427>、TOKYO BASE<3415>などの下げも目立つ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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