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【経済】NYの視点:米コアCPIの勢いが蓄積


米労働省が13日発表した1月消費者物価指数(CPI)は上昇予想に反して、3カ月連続で前月比横ばいにとどまった。前年比でも+1.6%と、12月+1.9%から低下。燃料価格の下落が食品や家賃の上昇を相殺し、2017年6月来の低水準となった。FOMCが1月会合で示した当面政策金利を据え置き、今後の経済を見極めるために様子見、辛抱強くなる余地があるとの見解を後押しする結果となった。

一方で、特に連邦公開市場委員会(FOMC)がインフレ指標として注目している変動の激しい燃料や食料品を除いたコア指数は前年比で、低下予想に反して3か月連続で+2.2%を維持。11カ月連続でFOMCの目標である2%を上回った。米国のインフレは安定していることが確認された。

コアCPIは勢いを蓄積しつつある。エコノミストはFOMCが目標としているコアPCEが2019年に目標である2.0%を上回る軌道にあると見ている。12月コアPCEは3月1日に発表される。今後、インフレの上昇が確認できた場合、年内の利上げ確率が上昇する可能性もある。

《CS》

 提供:フィスコ

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