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【注目】前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

ジャスト <日足> 「株探」多機能チャートより

■ジャストシステム <4686>  2,565円 (+200円、+8.5%)

 ジャストシステム <4686> が続急伸。同社は2月12日大引け後に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比49.6%増の62.8億円に拡大したことが好感された。

■モノタロウ <3064>  2,502円 (+172円、+7.4%)

 MonotaRO <3064> が続急伸。12日の取引終了後に発表した1月度の月次業績で、売上高が前年同月比30.5%増の93億9300万円となったことが好感された。同社は、工場用間接資材のネット通販を展開しているが、1月度は新規顧客獲得数が5万7200アカウントとなり、前月比1400アカウント増と順調に積み上がったことが売上高を押し上げた。

■光通信 <9435>  19,330円 (+1,280円、+7.1%)

 光通信 <9435> が続急伸。同社は前場取引終了後、19年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を4300億円から4500億円(前期比5.3%増)へ、営業利益を550億円から590億円(同19.2%増)へ増額した。また、年間配当も従来計画に6円上乗せした348円に修正した。これを好感する形で投資資金が流入している。データ通信端末が好調なほか、ウォーターサーバー事業も黒字化し全体収益拡大に貢献している。あわせて発表した第3四半期累計の連結決算は売上高3463億1800万円(前年同期比11.3%増)、営業利益492億6500万円(同34.6%増)と大幅な伸びを示した。

■アウトソシン <2427>  1,503円 (+99円、+7.1%)

 アウトソーシング <2427> が大幅高で3日続伸、昨年12月5日以来となる1500円台を回復した。外国人の就労拡大に関しては、昨年12月に改正出入国管理法が成立し、今年4月からスタートする。外国人労働者数は年々ピーク更新が続き、昨年10月にはついに派遣社員の数を上回る状況となっている。製造や研究開発を中心に全国規模で人材派遣を展開する同社は、外国人実習生の管理受託業務で高い実績を持ち、政策の流れに乗る銘柄として人材サービス関連のなかでも注目度が高い。明日の18年12月期決算発表を前に、好業績先取りを狙った買いが流入している。

■石原産業 <4028>  1,194円 (+75円、+6.7%)

 石原産業 <4028> が続急伸。12日大引け後、19年3月期の連結経常利益を従来予想の73億円→99億円に35.6%上方修正。従来の13.2%減益予想から一転して17.7%増益見通しとなったことが買い材料視された。今期業績の上方修正は昨年11月に続き、2回目。研究開発費が想定を下回ることが上振れの要因となる。直近の農薬登録取得に向けたスケジュールや大阪大学と共同開発する医薬品治験の進捗状況などを踏まえて関連費用の支出時期を見直した。前日終値ベースの予想PERが9.3倍→6.1倍に低下し、割安感が強まったことも支援材料となった。

■SBSHD <2384>  1,745円 (+104円、+6.3%)

 SBSホールディングス <2384> が急反発。13日午後1時ごろに発表した19年12月期連結業績予想で、売上高2500億円(前期比22.8%増)、営業利益90億円(同9.2%増)、純利益48億円(同8.9%増)と2期連続で営業最高益更新を見込み、年間配当を23円と連続増配する予定であることが好感された。前期に実施したリコーロジスティクスの子会社化など大型M&Aの業績が通年で寄与するほか、料金改定交渉の推進で、主力の物流事業の拡大が見込まれている。なお、18年12月期決算は、売上高2035億1600万円(前の期比33.1%増)、営業利益82億4000万円(同32.3%増)、純利益44億900万円(同0.8%減)だった。

■SECカーボン <5304>  11,690円 (+670円、+6.1%)

 SECカーボン <5304> [東証2]が続急伸。同社は12日取引終了後、18年4-12月期の連結決算を発表。売上高は275億300万円(前年同期比2.5倍)、営業利益は121億9800万円(同24.3倍)、最終利益は85億5000万円(同12.2倍)だった。人造黒鉛電極は世界的に需給が逼迫している。会社側が原料であるニードルコークスの値上がりを製品価格の是正に取り組むことにより利益が拡大している。業績予想は従来見通しを据え置いた。19年3月期業績は売上高368億円(前期比2.3倍)、営業利益153億円、最終利益108億円(同5.4倍)を見込んでいる。

■阪和興業 <8078>  3,040円 (+170円、+5.9%)

 阪和興業 <8078> が続急伸。13日午後1時ごろに発表した第3四半期累計(18年4-12月)連結決算が、売上高1兆5582億7100万円(前年同期比19.3%増)、営業利益213億3400万円(同13.5%増)、純利益113億3100万円(同7.5%減)と2ケタ増収増益となったことが好感された。鋼材価格が前年同期に比べて高い水準であったことに加えて、金属原料事業における合金鉄やステンレス母材の拡販、海外販売子会社の売り上げ増などが寄与した。また、金属原料事業や海外販売子会社の増益などが利益を押し上げた。なお、19年3月期通期業績予想は、売上高2兆円(前期比11.7%増)、営業利益310億円(同18.2%増)、純利益168億円(同3.2%減)の従来見通しを据え置いている。

■カブドットコム証券 <8703>  560円 (+31円、+5.9%)

 カブドットコム証券 <8703> が急反発。12日、同社に対してKDDI <9433> が子会社LDFを通じてTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表したことが買い材料視された。TOB価格が前日終値を5.7%上回る1株559円とあって、13日の株価はこれにサヤ寄せする形となった。買付期間は未定だが4月下旬の開始を目指す。TOBが成立した場合、同社株は上場廃止となる見通し。

■TPR <6463>  2,440円 (+126円、+5.5%)

 TPR <6463> が続急伸。同社は12日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は8%増益」が好感された。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比7.1%減の162億円に減り、通期計画の237億円に対する進捗率は68.4%となり、5年平均の70.3%とほぼ同水準だったが、こちらへの反応は限定的となった。

■USS <4732>  2,023円 (+100円、+5.2%)

 ユー・エス・エス <4732> が続急伸。12日の取引終了後、500万株(発行済み株数の1.96%)、または100億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これが好材料視された。取得期間は2月13日から9月20日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するとともに、資本効率の向上と株主還元の充実を図るのが狙いとしている。同時に発表した第3四半期累計(18年4-12月)連結決算は、売上高583億3900万円(前年同期比8.0%増)、営業利益271億1400万円(同4.4%増)、純利益184億7600万円(同4.6%増)だった。17年8月にジェイ・エー・エーを子会社化したことから、取り扱い台数が大幅に増加したことに加え、18年2月に実施した会場落札手数料の値上げなどによりオークション手数料収入が増加し、オートオークション事業が好調に推移したことが貢献した。なお、19年3月期通期業績予想は、売上高792億円(前期比5.4%増)、営業利益373億円(同3.4%増)、純利益250億円(同2.9%増)の従来見通しを据え置いている。

■SBG <9984>  10,765円 (+505円、+4.9%)

 ソフトバンクグループ <9984> が商いを伴い大幅高、全体リスクオン相場を牽引している。売買代金は東証1部上場銘柄のなかで断トツ。今月6日に発表した18年4-12月決算は営業利益段階で前年同期比62%増と急拡大、デリバティブ取引による利益捻出だったとはいえ、保有する米エヌビディア株下落の影響が懸念されていたなかで、市場コンセンサスを大きく上回る好決算がサプライズとなった。さらに、6000億円を上限とする大規模な自社株買いを発表、これによる既存株主の株式価値向上や需給改善効果への期待も株高を後押ししている。信用取組は信用倍率4.17倍と買い残が多いものの、貸株調達に伴う空売りもかなりの水準入っていたことが想定され、2月7日にマドを開けて買われた後は踏み上げ的な上昇トレンドを描いている。

■ロジスネクス <7105>  1,376円 (+64円、+4.9%)

 三菱ロジスネクスト <7105> が大幅続伸。日足チャートでは、25日移動平均線と75日移動平均線のゴールデンクロスが間近に迫り、先高期待感が強まっている。同社が6日に発表した19年3月期第3四半期累計(18年4-12月)連結決算は、売上高3302億4400万円(前年同期比5.1%増)、経常利益94億1600万円(同2.2倍)、純利益50億4700万円(同10.2倍)と大幅増益を達成した。国内でフォークリフト販売台数が伸長したほか、アジア、米州、欧州、中国の全域でもフォークリフトが販売を伸ばしたことが業績向上を牽引した。一方で、資材費高騰などの影響があったものの、国内販売価格の改善なども寄与し利益を押し上げている。

■日金銭 <6418>  1,063円 (+48円、+4.7%)

 日本金銭機械 <6418> が大幅高で3日続伸。12日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、売上高を300億円から310億円(前期比3.8%増)へ、営業利益を15億5000万円から19億円(同38.5%増)へ、純利益を10億5000万円から11億円(同19.0%増)へ上方修正したことが好感された。海外ゲーミング市場向けの紙幣識別機ユニットなどが、良好な販売環境下にあることに加えて、国内コマーシャル市場で大手OEM先を中心に着実な需要の確保を見込んでいることが要因としている。同時に発表した第3四半期累計(18年4-12月)決算は、売上高236億800万円(前年同期比4.3%増)、営業利益18億6300万円(同21.7%増)、純利益12億3700万円(同34.9%減)だった。

■アンジェス <4563>  656円 (+24円、+3.8%)

 アンジェス <4563> [東証M]が大幅続伸。12日の取引終了後、重症虚血肢を対象としたHGF遺伝子治療薬について、イスラエルにおける独占的販売権許諾に関する基本合意書を現地企業のカマダ社と締結したと発表しており、これが好感された。HGF遺伝子治療薬の開発は、昨年1月22日、厚生労働省に対し再生医療等製品の製造販売承認申請を行っており、現在当局による審査中となっている。今回の基本合意により、日本での製造販売承認取得及び同国内での承認獲得後にカマダ社が重症虚血肢を対象としたHGF遺伝子治療薬を独占的に販売することになり、早ければ2020年の発売を見込んでいる。なお、今回の基本合意により、イスラエルにおいて薬事承認及び保険償還が承認された場合、アンジェスは一時金として最大125万ドルを受領することになるほか、発売後の累積売り上げ及び年間売り上げに応じた一時金として最大285万ドル及び製品供給による売り上げを得ることになる。

※13日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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