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【市況】米国株見通し:米政治リスクなどの後退で買い継続か

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物  2751.75(+ 7.00) (18:05現在)
ナスダック100先物  7047.50(+29.00) (18:05現在)


 18時05分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小高く推移。NYダウ先物は80ドル高程度で推移している。欧州株式市場は全面高。時間外取引のNY原油先物は前日比0.50ドルほどの上昇で推移。こうした流れを受け、13日の米株式市場は買い先行で始まりそうだ。


 トランプ米大統領が前日、「新たな政府機関閉鎖の可能性は少ない」や「(米中通商協議の)進展次第で3月1日の関税期限を延長も」と述べたことを受けて、米株は大幅高。本日のアジア主要株価指数が連れ高となり、欧州株も全面高であり、市場センチメントは良好のようだ。NY原油先物は、米国の在庫増加予想でいったん売りになり、伸び悩む展開が見込まれる。


 本日発表となる米経済指標は、1月消費者物価指数と12月財政収支。なかでも消費者物価指数は伸び鈍化の予想で、FRBの利上げ休止観測を後押しするとみられ、株式市場にはポジティブな材料になりそうだ。決算発表は、ヒルトン、イェルプ、シスコシステムズ、AIG、フォッシルなどが予定されている。

《KK》

 提供:フィスコ

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