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【材料】レカム---1Qは売上高41.5%増、主力の情報通信事業の売上が順調に推移

レカム <日足> 「株探」多機能チャートより

レカム<3323>は12日、2019年9月期第1四半期(2018年10-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比41.5%増の17.50億円、営業損失が0.09億円(前年同期は0.13億円の損失)、経常利益が0.15億円(同0.18億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.15億円(同0.31億円の損失)となった。

情報通信事業の売上高は前年同期比14.8%増の10.76億円、セグメント損失は0.06億円(前年同期は0.18億円の損失)となった。直営店チャネルでは新規の顧客開拓に注力し、効率的な営業活動を実施した。FC加盟店チャネルでは販売手法の共有化やセキュリティ商材の販売支援の強化を図った。代理店チャネルでは採算性を重視した代理店の再編成を進め、セキュリティ商材等の販売支援を積極的に実施した。グループ会社では2社がグループに加わったほか、ヴィーナステックジャパンの売上が順調に増加した。

環境関連事業の売上高は前年同期比13.9倍の3.42億円、セグメント損失は0.03億円(前年同期は0.05億円の損失)となった。レカムIEパートナーにおいて、代理店開拓を進めLED照明の拡販に努めるとともにグループ会社を通じた電力の取次ぎ販売にも注力した。

BPO事業の売上高は前年同期比9.1%増の1.05億円、セグメント損失は0.03億円(前年同期は0.00億円の損失)となった。新規顧客開拓に注力するとともに、既存顧客からの追加業務の獲得に取り組んだ。BPOセンターは、業務効率と品質向上に取り組み、3拠点の特性を活かした業務を委託することで全体的な収益向上につなげた。

海外法人事業の売上高は前年同期比27.0%増の2.26億円、セグメント損失は0.01億円(前年同期は0.26億円の利益)となった。日系企業へのLED照明や業務用エアコン等のエコ商材の販売に注力し増収となったがインド立ち上げ等の先行投資により減益となった。

2019年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比56.2%増の114億円、営業利益が同83.7%増の12億円、経常利益が同91.1%増の12億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同119.8%増の6.7億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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