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【市況】13日の株式相場見通し=米株高を好感し買い優勢に

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 13日の東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が5日ぶりに大幅反発したことを好感して買い優勢の展開となりそうだ。13日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=110円40銭台での推移となっている。

 12日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比372.65ドル高の2万5425.76ドルと5日ぶりに反発した。与野党が国境警備を巡る予算案で原則合意したとの報道を受け、米政府機関の再閉鎖が回避されるとの期待が高まった。また、米中交渉が進展しているとの観測も株式市場を押し上げた。キャタピラーやスリーエム、ダウ・デュポンが高く、エクソン・モービルやシェブロンなどエネルギー関連株も堅調。アップルやアマゾン・ドット・コムなど主力IT関連株も値を上げた。一方、ディズニーやフェイスブックが安く、バイオ関連のギリアド・サイエンシズが下落した。ナスダック総合株価指数は、同106.714ポイント高の7414.619と3日続伸した。

 日程面では、1月の国内企業物価指数、1月の工作機械受注額に注目。海外では、米1月の消費者物価指数、米12月の財政収支、英1月の消費者物価指数、国際エネルギー機関(IEA)石油市場リポートが焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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