【市況】明日の株式相場見通し=米大統領の一般教書演説を注視、内容次第で波乱展開も
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
市場関係者からは「きょうの東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が続伸したことや、外国為替市場での円安・ドル高進行を好感して買い先行のスタートとなった。しかし、1月の国内既存店売上高が減収となったファーストリテイリング<9983>が売られ、大手医薬品が軟調推移となったことで、日経平均は弱含みに移行し小幅安となった」との見方が出ている。
5日の東京株式市場は、朝方高く始まったものの買いが続かず、日経平均は前日終値近辺で弱含む動きとなった。後場後半はやや下げ幅を広げマイナス圏で着地したが、東証株価指数(TOPIX)は前日終値を上回った。日経平均株価終値は、前日比39円32銭安の2万844円45銭と小幅反落した。
日程面では、4日時点の給油所の石油製品価格、1月の車名別新車販売台数に注目。海外では、米11月の貿易収支が焦点となる。(冨田康夫)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)