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【材料】トプコンが続伸、国内有力証券は新規「A」でカバレッジ開始

トプコン <日足> 「株探」多機能チャートより
 トプコン<7732>は続伸。岩井コスモ証券は4日付で、同社の投資判断を新規「A」、目標株価2000円でカバレッジを開始した。国土強靭化計画の関連銘柄として注目している。同社の主力事業は農業や建設機械の自動運転に関連するポジショニング事業、測量技術を活用するスマートインフラ事業および最先端の眼科用医療機器のアイケア事業。国土交通省が昨年末発表した「防災・減災、国土強靭化のための3か年計画緊急対策」(事業規模7兆円)に関連して、各地で測量作業や建設機械での工事が行われることになるが、土木工事の現場作業員の人手不足や官公庁の予算不足が慢性化するなか、計画を進行するうえでは省人化や省力化が求められる。同社は建設機械の自動運転技術には欠かせない位置情報の受信装置などを提供しているため、大規模な公共工事には欠かせない存在であり、中期的な需要増加を予想している。また、アイケア事業に関しては米国など海外で眼病診断事業を展開しており、将来性は高いとみている。なお、19年3月期連結営業利益は会社計画の150億円に対して160億円(前期比33%増)への増額修正を予想している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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