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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):チェンジ、東エレク、伊藤園

チェンジ <日足> 「株探」多機能チャートより
■チェンジ <3962>  4,420円  +95 円 (+2.2%)  本日終値
 チェンジ<3962>が3日続伸。1日の取引終了後、ヒアラブルデバイスの企画・開発を行うネイン(東京都渋谷区)と、業務特化型ヒアラブルIoTサービスの共同開発に向けて業務提携を行うと発表しており、これを好感した買いが入った。ネインは、業界に先駆けてコンシューマ向けヒアラブルデバイスの「Zeeny」を開発・発売している。今回の提携により、「Zeeny」の商品開発を通じて培ったネインの技術力と、チェンジのフィールドワーカー向け音声UI(ユーザインターフェイス)開発サービスを組み合わせ、実際の作業環境や利用シーンに応じて最適化されたヒアラブルデバイスのカスタマイズ開発や連携サービスの開発・提供を行うとしている。

■東京エレクトロン <8035>  15,730円  +325 円 (+2.1%)  本日終値
 東京エレクトロン<8035>は反発。先週末に米国市場でインテルなど半導体関連株が上昇したことが好感されている。1月31日取引終了後に公表された4~12月の連結決算では売上高9592億400万円(前年同期比23.8%増)、営業利益は2341億5400万円(同29.1%増)となった。これを受け、岩井コスモ証券は2月1日付で、同社の投資判断「A」を継続した。目標株価は2万6000円から1万9000円へ見直した。半導体メモリの投資抑制が広がる中、4~12月期決算が増収増益となり、通期予想も据え置かれたことで悪材料が出尽くしたとの見方を示している。また、製品ラインアップが豊富で、5G投資の波及効果を織り込む展開では同社が指標銘柄のひとつになる可能性が高いとしている。なお、通期業績見通しについて同証券では、会社計画と同様の売上高1兆2800億円(前期比13.2%増)、営業利益3090億円(同9.9%増)を見込んでいる。

■伊藤園 <2593>  5,060円  +100 円 (+2.0%)  本日終値
 伊藤園<2593>は4日続伸。2月1日、同社は大型サイズの飲料を6月1日出荷分から価格改定すると発表した。値上げ対象は22製品。2リットルペットボトルのほか、野菜飲料、機能性飲料のペットボトル大型容器(900ミリリットル、900グラム、930グラム)全品。物流費・人件費の高騰が要因としている。飲料製品の値上げ発表は今年に入って相次いでおり、コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス<2579>、サントリー食品インターナショナル<2587>、アサヒグループホールディングス<2502>、キリンホールディングス<2503>に続くもの。これにより、国内の飲料メーカー大手5社は値上げで足並みを揃えた形となり、株価の動きも堅調だ。

■国際石油開発帝石 <1605>  1,046円  +12 円 (+1.2%)  本日終値
 国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>など資源開発関連やJXTGホールディングス<5020>をはじめ石油関連株が強い動き。前週末のWTI原油先物価格は1ドル47セント高の1バレル=55ドル26セントまで水準を切り上げた。55ドル台は約2カ月半ぶり。米国の好調な経済指標を受けた景気減速懸念の後退や、ベネズエラの政局不安、米国の稼働リグ数の減少などで需給逼迫への思惑が高まった。前週末の米株市場では原油高を追い風に好決算を発表したシェブロンやエクソンモービルなどエネルギー関連が大きく買われており、東京市場でもこの流れが波及した。

■オリエンタルランド <4661>  11,570円  +130 円 (+1.1%)  本日終値
 オリエンタルランド<4661>が3日続伸。訪日客数はひと頃ほどの勢いはないが、中期増勢基調にあることに変化はない。レジャー関連ではテーマパークの代表である同社に吹く追い風は引き続き強い。これから中国では春節に入るため、長い連休を背景に訪日客の増加が見込まれ、同社への集客数にも反映される。また、同社は前週末1日、正社員相当の「テーマパークオペレーション社員」という雇用区分を新設することを発表、多くのアルバイト社員を正社員にする方針。東京ディズニーシーの拡張部分の開業など業容拡大を背景としたもので、株価にポジティブに働いている。

■SGホールディングス <9143>  2,992円  +33 円 (+1.1%)  本日終値
 SGホールディングス<9143>が3日続伸。前週末1日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆1000億円から1兆1100億円(前期比6.2%増)へ、営業利益を675億円から700億円(同11.6%増)へ、純利益を405億円から425億円(同18.0%増)へ上方修正したことが好感された。第3四半期累計(18年4~12月)期間で、高付加価値サービスの提供や適正運賃収受の取り組みにより、業績が堅調に推移していることに加えて、eコマース市場の拡大による宅配便ニーズの高まりにより取扱個数が増加傾向にあり、第4四半期も同様の傾向が続くことが見込まれることが要因としている。また業績予想の修正に伴い、従来20円を予定していた期末配当を2円増額して22円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されている。年間配当は40円(従来予想38円)となり、前期の33円に対しては7円の増配になる予定だ。なお、第3四半期累計決算は、売上高8491億400万円(前年同期比13.1%増)、営業利益619億7100万円(同19.5%増)、純利益377億4900万円(同25.7%増)だった。

■トヨタ自動車 <7203>  6,726円  +71 円 (+1.1%)  本日終値
 トヨタ自動車<7203>や日産自動車<7201>、マツダ<7261>が高い。NYダウの上昇に加え、為替市場での円安進行が好感されている。午前9時時点で1ドル=109円50銭前後と前週末1日午後5時時点に比べ50銭強のドル高・円安水準となっている。前週末に発表された米1月雇用統計や米1月ISM製造業景況感指数といった経済指標が好調だったことからドル買いが膨らんでいる。トヨタとマツダは6日、日産自は12日に決算発表を予定しており、その結果が注目されている。

■カネカ <4118>  4,275円  +40 円 (+0.9%)  本日終値
 カネカ<4118>が反発。この日、米国の医療機器会社と資本・業務提携契約を締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。今回発表の提携は、冠動脈が狭窄などによって血液が流れにくくなっている状態を表し、心筋梗塞などの虚血性心疾患に対する治療方法に用いるFFR(冠血流予備量比)ワイヤーをラインアップに加えることで、欧米、アジアなどへの診断用医療機器事業の拡大を加速させるのが狙い。資本提携では、対象会社の一部株式(18.5%)を取得。22年には診断分野での売上高100億円を目指すとしている。

■サンバイオ <4592>  3,710円  -2,000 円 (-35.0%) ストップ安   本日終値
 サンバイオ<4592>は4日連続ストップ安。市場では「前週は全く買いが入らず、大引けでもほとんど商いが成立しているといえる状況になかったが、きょうは圧倒的に売り優勢の中も18万株前後の買い注文が入っている。あすには場中に商いが成立する可能性がある」(国内ネット証券)としている。商い成立後はいったんリバウンドに入る公算も大きいが、「SB623」の治験が不調に終わったことに対するマーケットの失望は拭えず、需給相場の色を強めるなか乱高下が予想される。

■日本アンテナ <6930>  907円  +150 円 (+19.8%) ストップ高   本日終値
 日本アンテナ<6930>がストップ高。前週末1日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、売上高を149億円から164億円(前期比14.2%増)へ、営業利益を3億1000万円から7億5000万円(同5.2倍)へ、最終利益を1億6000万円から5億5000万円(同2.9倍)へ上方修正したことを好感した買いが入った。「新4K8K衛星放送」の開始に際して放送関連機器の一層の拡販を推進し、需要の掘り起こしに注力したことが奏功したほか、通信事業者向け基地局アンテナや通信モジュール用アンテナが好調に推移していることが要因としている。

■アエリア <3758>  638円  +100 円 (+18.6%) ストップ高   本日終値
 アエリア<3758>がストップ高。同社はきょう、子会社のリベル・エンタテインメントが提供しているイケメン役者育成ゲーム「A3!(エースリー)」のアニメ化を決めたことを改めて発表した。「A3!」は、劇団の主宰及び総監督となり、イケメン劇団員たちをキャスティングして青春ストーリーが楽しめるゲーム。アニメ化については既に、3日に行われた初のライブイベント「A3! BLOOMING LIVE 2019」で明らかにしていた。なお、1日には600万ダウンロードを突発したと発表している。

■ユークス <4334>  573円  +80 円 (+16.2%) ストップ高   本日終値
 ユークス<4334>がストップ高。同社はきょう、自社開発のAR Live System「ALiS ZERO」を使い、「22/7計算中」及び「バーチャルYouTuber 藤間桜『22/7公式』チャンネル」の制作に携わっていることを明らかにした。「22/7(ナナブンノニジュウニ)」とは、秋元康氏が総合プロデュースする11人のデジタル声優アイドルグループで、「22/7計算中」は8人のキャラクターがスタジオでのトークやロケに挑戦する新趣向のバラエティー番組。また、「バーチャルYouTuber 藤間桜『22/7公式』チャンネル」は、22/7のメンバーがバーチャルYouTuberとして出演するYouTubeチャンネルだという。

●ストップ高銘柄
 ベリサーブ <3724>  6,660円  +1,000 円 (+17.7%) ストップ高   本日終値
 シーズメン <3083>  730円  +100 円 (+15.9%) ストップ高   本日終値
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 サンバイオ <4592>  3,710円  -2,000 円 (-35.0%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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