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【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 信越化、ANAHD、オービック (1月29日発表分)

アイネス <日足> 「株探」多機能チャートより

―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月28日から29日の決算発表を経て30日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1 アイネス <9742>
 19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.7倍の12.6億円に急拡大し、通期計画の21億円に対する進捗率は5年平均の33.8%を上回る60.3%に達した。

★No.2 栄研化 <4549>
 19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比21.6%増の43.4億円に伸び、通期計画の42.3億円に対する進捗率が102.6%とすでに上回り、さらに5年平均の85.3%も超えた。

★No.3 オービック <4684>
 19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比18.5%増の318億円に伸び、通期計画の383億円に対する進捗率は83.1%に達し、5年平均の74.1%も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  上昇率  発表日 決算期 経常変化率

<9742> アイネス    東1   +14.72   1/29   3Q   269.39
<4549> 栄研化     東1   +13.05   1/29   3Q    21.64
<4684> オービック   東1   +10.73   1/29   3Q    18.50
<6798> SMK     東1   +9.50   1/29   3Q   -86.27
<8218> コメリ     東1   +8.37   1/29   3Q    13.17

<9474> ゼンリン    東1   +7.89   1/29   3Q    80.31
<8060> キヤノンMJ  東1   +7.01   1/29 本決算    0.59
<8803> 平和不     東1   +4.60   1/29   3Q    -1.09
<9422> コネクシオ   東1   +4.30   1/29   3Q    -0.98
<5809> タツタ     東1   +3.83   1/29   3Q   -21.17

<4212> 積水樹     東1   +3.09   1/29   3Q    -7.62
<8772> アサックス   東1   +2.92   1/29   3Q    -0.03
<6826> 本多通信    東1   +2.92   1/29   3Q   -45.83
<7102> 日車両     東1   +2.64   1/29   3Q   -24.64
<8703> カブコム    東1   +2.10   1/29   3Q    1.82

<8860> フジ住     東1   +1.91   1/29   3Q    30.35
<4063> 信越化     東1   +1.70   1/29   3Q    31.64
<8140> リョーサン   東1   +1.49   1/29   3Q   -35.28
<9202> ANAHD   東1   +1.02   1/29   3Q    -5.92
<4826> CIJ     東1   +0.77   1/29  上期    34.06

<4033> 日東エフシー  東1   +0.27   1/29   1Q    18.44
<6796> クラリオン   東1   +0.20   1/29   3Q    赤転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした30日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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